北海道・東北旅行 四日目(久慈・宮古)

三泊目の今日も朝五時頃に目が覚める。3日とも目覚ましよりも先に目が覚めるという。
今日も6時前にチェックアウト。そして港の朝市まで歩く。
地図でざっくりと確認はしたが予想以上に距離があり5kmほど歩くことに。

八戸港で大規模な朝市を開催しているとの情報で、八戸港に行ったがだだっ広い港にイカ釣り船は数多く係留されているものの、だれもいない。。 よく確認をすると「日曜日開催」であった。仕方なく最寄り駅の陸奥湊駅まで歩くと、そこでは小規模ながらもにぎやかに朝市を開催中。 こちらは逆に日曜日以外毎日開催。それも朝3時ごろからという。
駅前の魚市場の中で来場者向けに朝飯を出しているので、そこで魚だけを200円で買ってその場で食べるという。

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陸奥湊駅からは八戸線八戸線も本数が少なく、7:28の電車を逃すと数時間来ないので乗り遅れられない。
隣駅の高校への通学の学生最初は満員であった。彼らもこの電車を逃せないよなあ。

一時間半ほど電車に揺られて、久慈駅に到着。

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久慈駅では、観光協会のレンタサイクルを借りて、あまちゃんの舞台となった小袖海岸まで走ってみる。
およそ6kmほどで、一か所を除いて平坦なのでそれほど大変ではないと思う。
バスでも自転車でも所要時間は30分ほどだけれど、バスの便が悪いのでレンタサイクルの方が便利ですね。

途中、すれ違いが出来ない細い道となるので休日はマイカー進入禁止となるようです。

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小袖海岸では、まめぶ汁イカの丸焼きなどを観光客向けに安く販売していました。トイレなどの設備も整えており、あまちゃんロケ地来訪需要を期待している様子。
その後、久慈市内で道の駅や、あまちゃん撮影に利用したグッズを展示しているあまちゃんハウスを見学。

その後はこの4月に全線開通した三陸鉄道北リアス線に乗り宮古まで。普段は2両編成のようだが、どこかのタイアップで「潮騒のメモリーズ号お座敷列車」が増結されていた。

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三陸鉄道は地元の人が利用する列車ではあるのですが、観光需要も非常に意識していて、橋の上など景色のよいところでは臨時停車をして写真撮影タイムを設けたり、あまちゃんの「袖ヶ浜」駅のモデルとなった堀内駅では2分間の長時間停車をして外に降りて撮影できる時間を撮ったりと非常にサービスが良いです。
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上が袖ヶ浜のモデルとなった堀内駅、下が「夏ばっぱ」が大漁旗を振っていた海岸だそうです。


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沿線沿いは津波の被害を受けた地域が多いです。この一帯だけではないのですが大規模に復興工事が進められています。


宮古に着いたころには雨。

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駅前にはAKBの顔出しパネルが置かれていました。去年ここに来た時の記念のようです。
山田線の出発まで時間があったので海の方まで歩くと海沿いは更地になっているところも多く、このあたりの津波の被害が大きいことを感じます。

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山田線は国内でも有数のローカル列車で、宮古から盛岡までの便は一日数便しかなく、これを逃すと次は夜になるという。
山の途中からは人家もなく携帯も圏外になる辺境の地を走ります。

この列車に揺られること2時間強、ようやく盛岡に到着。
盛岡からははやぶさに乗車して帰宅。はやぶさE5系)は初乗車でしたが、快適な車両でした
山田線

北海道・東北旅行 三日目(大間・恐山・大湊・六ヶ所村・三沢・八戸

さて今日は本州に渡る日。
今日も目覚ましの前に起床。6時前にチェックアウトし、函館の駅前にある朝市へ。午前3時ごろから開くカニなどの海産物のマーケットだが観光客向けにも料理を出す店が多い。評判が高い、きくよ食堂

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初日に続いてまた海鮮の丼もの。かにいくら丼である。
特に蟹の食感が普段食べているカニと全く違う。 うまいうまい。

さて、朝飯を食べた後はフェリーターミナルへバスで移動。
9:10発の大間行フェリーに搭乗です。

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同じ埠頭には、現在運航を停止している 高速船 ナッチャンWorld も係留されていました。これ、早いけれど燃料食いらしいですな
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大間到着間際には、大間の漁船が多く近くを走り漁業が盛んであることがわかります

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大間到着。 1:30で到着です。 ここからでも函館の函館山ははっきりと見て取れました。北海道と本州は本当近いですね。

さて、ここでレンタカーを借ります。
フェリーターミナルにはオリックスレンタカーだけが事務所を持っています。さらに、ここから借りた車は他の場所で乗り捨て可能なのですが、逆に他の場所で借りた車をここに乗り捨てすることは不可という制約がついています。
旅行計画当初は青森から入って、北海道に行くことを考えていたのですが、途中でこの条件に気づいて、なくなく飛行機のキャンセル代を払って行程を逆にしました。

今日の昼飯は、大間のマグロヅケ丼
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あいにく、この季節は大間のマグロは取れないので近海もののマグロだそうですが、それでも冷凍ではない生のマグロとのことで美味しくいただきました。 大間のマグロのシーズンは 8月から1月にかけてだそうです。

さて今日はかなり回るところが多いのですが時間が少ない。
まずは最初の目的地、恐山へ。下北半島の太平洋側の道を進みます。

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途中の桜並木です。函館はまだ三分咲きでしたが青森は満開。道沿いに勢いのある桜の花が並んで桜のトンネルができています

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そして、恐山へ。

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恐山は、むつ市街地の北西の宇曽利山湖のほとりにありますが、この周囲は亜硫酸ガスが発生し、硫黄のにおいが漂っています。
他の火山地帯では「○○地獄」といわれるところですが、ここでは寺の聖域になっているのですね。 境内には温泉までありました。

なお、有名な「いたこの口寄せ」は7月の大祭の時だけ行われるそうで普段は静かなお寺です。

その後、大湊の海上自衛隊基地付属の「北洋館」へ。ここは昔の士官の社交クラブだったそうですが、今は旧海軍と海上自衛隊の資料展示館になっています。

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この後は、三沢へ。今日の行程はかなり時間に制約があり、三沢の航空科学館に16:30前に到着する必要がある。すでにここで14:00だが、カーナビの所要時間を見ると、休憩なしでもほぼそのころに到着の予想。

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下北半島にも「横浜」という地名があるので、まるで関東地方を走っているような標識もでてきます

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途中にあった、六ヶ所原燃PRセンター。小学生を対象とした原子力発電は原子燃料サイクルのPR施設です。カーナビの予測時間よりも15分ほど貯金があったのでここを見学しました。
この施設、資金が潤沢にあるのか立派。正面にはピクニック施設もあります。ここからは、むつ小川原国家石油備蓄基地の石油タンクも見え、国策施設がこのあたりに林立しています。 走っていると美しい田舎の草原地帯なのですが、地理的には本州の地の果てで人口密度も低く太平洋に面しているという立地条件なわけですしね。このような施設が集まるわけです。

さてそこからまた60kmほど走って、三沢空港近くの航空科学館へ移動します。なんとか16:15に到着。
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この航空博物館はYS11の実機が展示されるなど、展示も立派。
ちょうど、十和田湖から引き揚げられた戦時中の双発練習機の残骸が展示されていたりとわずかな時間ではありましたが満喫しました。


その後、今日の宿泊地の八戸に移動。三沢付近から八戸まで有料道路で時間もかからずに移動。
八戸は、新幹線の止まる八戸駅ではなく、そこから5kmほど離れた本八戸が中心のようです。
八戸駅でレンタカーを返して、八戸駅からはバスで移動。今日のホテルは繁華街の中心に立っているので街歩きには便利。


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この日は、近くの屋台のラーメン屋で八戸ラーメンが夕飯

北海道・東北旅行 二日目(函館)

七時前の特急で函館に移動するため、寝坊するわけには行かないのでホテルの目覚ましと持ち込んだ目覚ましをダブルでセットしたのだが、目覚ましの前にちゃんと目が覚めました。

札幌でのホテルは、駅前のホテルグレイスリー札幌。札幌駅まで徒歩1分ほどで、今回は4000円だったのでなかなかお得。その分外の見えない部屋に案内されたけれど、外を眺める時間は無かったのでどうでもよい。

6時前にチェックアウトして駅周辺を散策しながら朝食を調達。

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時計に注目。

函館

6:36のスーパー北斗2号で函館に向かいます。
3時間半ほどディーゼル特急に揺られます。先頭車のため、トンネルに入るたびにホーンが聞こえますが、「にゃーん」と猫の鳴き声のように聞こえるのなあ。この車両、もともと先頭の貫通扉から外が見えるように設計されているのですが踏切事故の影響で立ち入り禁止になってしまったそう。 もったいない。

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函館で降りて、市電で函館山側に移動。

函館は坂のあるエリアに古くからの洋館が立ち並び、北海道の中でも異国情緒が漂う場所です。横浜・長崎・神戸といった町並みと似ているかもしれません。

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テレビでもロケによく使われる「八幡坂」。遠くに国鉄の連絡船 摩周丸が見えます。

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公会堂。もともとは明治時代にホテルやダンスホールとしての利用も計画されていたとのこと。

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国鉄青函連絡船 摩周丸。 記念館となっているようです。

ここでホテルにチェックイン。今回のホテルはホテルプロモート函館。3900円。浴室の換気扇が動かなく部屋がしけったなどいろいろ問題はありましたが、市電の松風町電停前のため移動は非常に楽でした。

その後市電で五稜郭に移動。市電は一日乗車券600円を買うと乗り放題。一区間200円なので、ちょっと観光すれば元取れます。5分に一本程度で来るのでバスよりも使い出あります。

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五稜郭、ちょうど桜が咲き始めたところ。五月の1週目頃が満開でしょうかね。五稜郭の歴史をざっくりとしか把握していなかったのですが、勘違いしていました。もともと松前藩が新政府軍についていたところに、土方歳三らが押し入り奪い取った後、再び新政府軍が奪い返したという筋でしたか。

函館は五稜郭が一番栄えているところで、函館駅前は実はあまり繁華街はありません。条例による規制なのか、駅前に人が少ないためなのかはわかりませんが、函館駅周辺で宿泊した人は夜ちょっと外で飯を食べようとすると、ちょっと離れた赤レンガ倉庫地帯まで出向く必要があります。

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これが函館ご当地バーガーの「ラッキーピエロ
価格も400円台と安く、ボリュームあり肉もうまい。一度関東にも進出していたとのことですが現在は無いようで残念。もう一度食べたい。

さて、その後、函館名物の函館山からの夜景を見物するためロープウエイで山頂に移動

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空が暗くなるまで待っているのはこの季節でもかなりつらく、指先が凍えるほどでした。その分素晴らしい夜景を眺めることが出来ました。

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赤レンガ倉庫群もライトアップされています。
これも夜景の一つになるわけですね。


函館は異国情緒も北海道の開拓時代の雰囲気もお互い感じられる雰囲気が街中に残っており、写真を撮りたくなる街でした

さて、明日も早起きをして朝市を見物した後はフェリーで本州に渡ります

北海道・東北旅行 初日(小樽と札幌)

2014年のゴールデンウイークに北海道と東北を旅行しました。
初日は羽田から飛行機で千歳に11時ごろに入り、JRで小樽まで直行です。現地到着したのはお昼時。


小樽

小樽ではやはり寿司を食べたい。早速、ネットで調べておいた現地の人おすすめの寿司屋さん「すし耕」で北海丼です。イクラがぷりぷりしてこれまで食べたことのない味わい。
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腹ごしらえも済み、駅前近くにあった「ちゃりんこ・おたる」というレンタサイクル屋で自転車を借りて街周辺を散策です。 メインストリートから離れたところに見どころがあるのですが、徒歩だと時間がかかりすぎるし平地なので、レンタサイクルおすすめです。

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小樽港

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小樽総合博物館 という、主に北海道の国鉄車両を保存している博物館。もともとは国鉄手宮線の手宮駅だったところを改装したものだそうです。 「アイアンホース号」という蒸気機関車が実際に動いていました。

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小樽から3kmほど離れたところにある、ニシン漁が盛んなころに建てられた「鰊御殿」。その裏側にある断崖。小樽から西側の積丹半島はこのように断崖絶壁で陸の交通はなかなか発達しませんね

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小樽運河も見物。 テレビで出る「小樽運河」はこのあたりです。実際に観光地化されている運河のエリアは300m程度でした。この西側にはもうちょっと幅の広い「北運河」があり、ここは今でも漁船が係留されて仕事に使われていますが、昔の、船から「はしけ」に荷物を移して、運河沿いの倉庫に移すという昔ながらの運河の海運はもうないですね

小樽から南小樽にかけてはお土産スポットが並びますが、男の一人旅行ではあまりここはピンと来るものがなく、残念ながら素通りして南小樽でJRに乗り札幌へ。 新千歳と小樽間はKitacaエリアになっていて、Suicaでも乗り降りが出来るので切符を買う手間が省けます
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札幌

小樽で時間を使い、札幌に到着したのは夕方5時ごろ。
飯を食べるついでにすこし市内を観光しました。

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北海道市庁舎。

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夕飯は、 狸小路の「ラーメン赤星」というちっちゃなラーメン屋で味噌ラーメン。ここは500円と格安で本格札幌ラーメンを食べられるので人気だそうだが、味噌は750円でプラスでチャーシューを入れたので1000円に。 まあ旅行中だしこのぐらいの贅沢はよいだろう。

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テレビ塔にも上りました。地上100m程度。 駅前のJRタワーは150m どちらも720円だとJRタワーの方がよかったか。
テレビ塔は東京タワーより1年古く築50年ほどだそうで、中もレトロ感が。 テレビ塔をモチーフにした「テレビ父さん」という、マスコットキャラを作るなどいろいろ努力している様子。

初日はこんな感じで終了。明日はいきなり朝から函館へ移動です

先週は、大洗の海楽フェスタに参加

先週3/30のことであるが、大洗の「海楽フェスタ」に遊びに行っていました。天気は午後からあいにくの土砂降りではあったのが残念でしたけど、でも街の活気と美味しい料理を楽しめました。

大洗を訪れるのは去年5月の連休から4回目。
まだ何かイベントがあるときにしか訪れていないですが、来るたびに毎回商店街が新しい企画を考えてきているのでそれを見ることも楽しみ。


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今回は雨にもかかわらず5万人の来場者だったよう。

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町長さんまで胸にガルパンのステッカーを2枚もつけて開会宣言するという(笑。
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アニメ「ガールズアンドパンツァー」のいわゆる「聖地」として盛り上がり始めてから、ほぼ1年。企業主導の仕切りはあまりなく、街の人たちとファンが中心となって盛り上げているという素晴らしい状態が続いていますな。

去年5月と比べて街の人たちも一緒に楽しんでいる姿が目に付きましたな。去年5月のまいわい市場で並んだ時は一般の買い物客との間に見えない壁を感じましたが、今やもう普通の風景ですもんな。
(去年5月のブログはこちら http://d.hatena.ne.jp/takeim/20130504

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ネットでは見ていたけれど今回初めて実物を見た、大洗のご当地レスラーのオーアライダー。以前から商店街イベントとして路上プロレスを行っていたようで、路上を練り歩きながら商店街店頭でお店の宣伝しながらプロレスするという地域密着の取り組み。
これ以外にも100円商店街など、いろいろな取り組みを積極的に行っていた地力もあって、機会を逃さずに企画を連発できているのだろうなあ。
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大洗の小学生たちは、地元の大人たちがイベントを楽しみながら毎月のように企画して、それを目当てに全国から人が集まるし、メディアにも取り上げられるし、国からも県からも表彰される ということを繰り返し目の当たりに体験しているわけで、商店街の賑わいを取り戻す以上に、子供たちが地元に誇りを持つということで貴重なことかもしれないわな。

次は海開きのイベントにまた遊びに行くか。今度は街中をレンタサイクルで回ってみようかと思う

そろそろCP+

明日からカメラの総合展示会の CP+ が開催。
土曜日に行く予定で考えています。

この "CP+"というイベント名だけれど、"+"が検索においては特殊文字ということもあって検索に引っかかりづらい。 おまけにTwitterハッシュタグでは "+"は使えないので #cpplus #cp2014 などと思いのままにハッシュタグがつけられて分散してしまう。

CEATECのようにイベント名をもっとユニークにできないのかなあ

RX100M2のゴースト、ハレーションが激しい

8月に買ったソニーのDSC-RX100M2.

ちょっとしたことでレンズが不調になって修理に出したら無償でレンズの交換をしてくれたのだがさらに症状が悪化してしまった。

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「サッポロポテト」といわれるものの、ここまで派手にハレーションと濃いゴーストがでるのは今時のカメラの基準からありえんと思うのだがサポセンの見解だと「いろいろとテストしたが同機種でも同じ症状が現れるのでこの機種の限界」とのこと。RX100M2はソニーコンデジフラッグシップなので、Cybershot全てでこの画質がソニー基準を満たしているとのことか。
公式見解なのでそう受け取るとするしかないが、今後ソニーのカメラを安心して買えないという残念な結果になってしまった。
大型の1インチセンサーはソニーのカメラしか無くコンデジサイズでデジイチ並の画質を備えるのは現在このカメラぐらいなのだがなあ。まあサポセンの応対の口調自体は真摯ではあるのでそれ自体は不満はないがなあ。
これがどうでもいいメーカーだと二度と買わないのだが、そう切り捨てられないのが辛いところ。

ちょっとずれるが、キヤノンPowerShot S120. これいま気になってます。 4万かあ。。。ちょっと今すぐ買いかえるには値がはるわな。