北海道・東北旅行 三日目(大間・恐山・大湊・六ヶ所村・三沢・八戸

さて今日は本州に渡る日。
今日も目覚ましの前に起床。6時前にチェックアウトし、函館の駅前にある朝市へ。午前3時ごろから開くカニなどの海産物のマーケットだが観光客向けにも料理を出す店が多い。評判が高い、きくよ食堂

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初日に続いてまた海鮮の丼もの。かにいくら丼である。
特に蟹の食感が普段食べているカニと全く違う。 うまいうまい。

さて、朝飯を食べた後はフェリーターミナルへバスで移動。
9:10発の大間行フェリーに搭乗です。

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同じ埠頭には、現在運航を停止している 高速船 ナッチャンWorld も係留されていました。これ、早いけれど燃料食いらしいですな
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大間到着間際には、大間の漁船が多く近くを走り漁業が盛んであることがわかります

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大間到着。 1:30で到着です。 ここからでも函館の函館山ははっきりと見て取れました。北海道と本州は本当近いですね。

さて、ここでレンタカーを借ります。
フェリーターミナルにはオリックスレンタカーだけが事務所を持っています。さらに、ここから借りた車は他の場所で乗り捨て可能なのですが、逆に他の場所で借りた車をここに乗り捨てすることは不可という制約がついています。
旅行計画当初は青森から入って、北海道に行くことを考えていたのですが、途中でこの条件に気づいて、なくなく飛行機のキャンセル代を払って行程を逆にしました。

今日の昼飯は、大間のマグロヅケ丼
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あいにく、この季節は大間のマグロは取れないので近海もののマグロだそうですが、それでも冷凍ではない生のマグロとのことで美味しくいただきました。 大間のマグロのシーズンは 8月から1月にかけてだそうです。

さて今日はかなり回るところが多いのですが時間が少ない。
まずは最初の目的地、恐山へ。下北半島の太平洋側の道を進みます。

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途中の桜並木です。函館はまだ三分咲きでしたが青森は満開。道沿いに勢いのある桜の花が並んで桜のトンネルができています

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そして、恐山へ。

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恐山は、むつ市街地の北西の宇曽利山湖のほとりにありますが、この周囲は亜硫酸ガスが発生し、硫黄のにおいが漂っています。
他の火山地帯では「○○地獄」といわれるところですが、ここでは寺の聖域になっているのですね。 境内には温泉までありました。

なお、有名な「いたこの口寄せ」は7月の大祭の時だけ行われるそうで普段は静かなお寺です。

その後、大湊の海上自衛隊基地付属の「北洋館」へ。ここは昔の士官の社交クラブだったそうですが、今は旧海軍と海上自衛隊の資料展示館になっています。

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この後は、三沢へ。今日の行程はかなり時間に制約があり、三沢の航空科学館に16:30前に到着する必要がある。すでにここで14:00だが、カーナビの所要時間を見ると、休憩なしでもほぼそのころに到着の予想。

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下北半島にも「横浜」という地名があるので、まるで関東地方を走っているような標識もでてきます

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途中にあった、六ヶ所原燃PRセンター。小学生を対象とした原子力発電は原子燃料サイクルのPR施設です。カーナビの予測時間よりも15分ほど貯金があったのでここを見学しました。
この施設、資金が潤沢にあるのか立派。正面にはピクニック施設もあります。ここからは、むつ小川原国家石油備蓄基地の石油タンクも見え、国策施設がこのあたりに林立しています。 走っていると美しい田舎の草原地帯なのですが、地理的には本州の地の果てで人口密度も低く太平洋に面しているという立地条件なわけですしね。このような施設が集まるわけです。

さてそこからまた60kmほど走って、三沢空港近くの航空科学館へ移動します。なんとか16:15に到着。
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この航空博物館はYS11の実機が展示されるなど、展示も立派。
ちょうど、十和田湖から引き揚げられた戦時中の双発練習機の残骸が展示されていたりとわずかな時間ではありましたが満喫しました。


その後、今日の宿泊地の八戸に移動。三沢付近から八戸まで有料道路で時間もかからずに移動。
八戸は、新幹線の止まる八戸駅ではなく、そこから5kmほど離れた本八戸が中心のようです。
八戸駅でレンタカーを返して、八戸駅からはバスで移動。今日のホテルは繁華街の中心に立っているので街歩きには便利。


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この日は、近くの屋台のラーメン屋で八戸ラーメンが夕飯