北海道・東北旅行 二日目(函館)

七時前の特急で函館に移動するため、寝坊するわけには行かないのでホテルの目覚ましと持ち込んだ目覚ましをダブルでセットしたのだが、目覚ましの前にちゃんと目が覚めました。

札幌でのホテルは、駅前のホテルグレイスリー札幌。札幌駅まで徒歩1分ほどで、今回は4000円だったのでなかなかお得。その分外の見えない部屋に案内されたけれど、外を眺める時間は無かったのでどうでもよい。

6時前にチェックアウトして駅周辺を散策しながら朝食を調達。

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時計に注目。

函館

6:36のスーパー北斗2号で函館に向かいます。
3時間半ほどディーゼル特急に揺られます。先頭車のため、トンネルに入るたびにホーンが聞こえますが、「にゃーん」と猫の鳴き声のように聞こえるのなあ。この車両、もともと先頭の貫通扉から外が見えるように設計されているのですが踏切事故の影響で立ち入り禁止になってしまったそう。 もったいない。

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函館で降りて、市電で函館山側に移動。

函館は坂のあるエリアに古くからの洋館が立ち並び、北海道の中でも異国情緒が漂う場所です。横浜・長崎・神戸といった町並みと似ているかもしれません。

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テレビでもロケによく使われる「八幡坂」。遠くに国鉄の連絡船 摩周丸が見えます。

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公会堂。もともとは明治時代にホテルやダンスホールとしての利用も計画されていたとのこと。

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国鉄青函連絡船 摩周丸。 記念館となっているようです。

ここでホテルにチェックイン。今回のホテルはホテルプロモート函館。3900円。浴室の換気扇が動かなく部屋がしけったなどいろいろ問題はありましたが、市電の松風町電停前のため移動は非常に楽でした。

その後市電で五稜郭に移動。市電は一日乗車券600円を買うと乗り放題。一区間200円なので、ちょっと観光すれば元取れます。5分に一本程度で来るのでバスよりも使い出あります。

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五稜郭、ちょうど桜が咲き始めたところ。五月の1週目頃が満開でしょうかね。五稜郭の歴史をざっくりとしか把握していなかったのですが、勘違いしていました。もともと松前藩が新政府軍についていたところに、土方歳三らが押し入り奪い取った後、再び新政府軍が奪い返したという筋でしたか。

函館は五稜郭が一番栄えているところで、函館駅前は実はあまり繁華街はありません。条例による規制なのか、駅前に人が少ないためなのかはわかりませんが、函館駅周辺で宿泊した人は夜ちょっと外で飯を食べようとすると、ちょっと離れた赤レンガ倉庫地帯まで出向く必要があります。

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これが函館ご当地バーガーの「ラッキーピエロ
価格も400円台と安く、ボリュームあり肉もうまい。一度関東にも進出していたとのことですが現在は無いようで残念。もう一度食べたい。

さて、その後、函館名物の函館山からの夜景を見物するためロープウエイで山頂に移動

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空が暗くなるまで待っているのはこの季節でもかなりつらく、指先が凍えるほどでした。その分素晴らしい夜景を眺めることが出来ました。

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赤レンガ倉庫群もライトアップされています。
これも夜景の一つになるわけですね。


函館は異国情緒も北海道の開拓時代の雰囲気もお互い感じられる雰囲気が街中に残っており、写真を撮りたくなる街でした

さて、明日も早起きをして朝市を見物した後はフェリーで本州に渡ります