エコプロダクツ2009に参加

ビッグサイトで今日まで開かれていた「エコプロダクツ2009」を見学。

日本最大級の環境展示会 エコプロダクツ2009
http://eco-pro.com/eco2009/

環境問題に関係する製品の総合的な展示会でビッグサイトの東1〜6ホールを使い切るかなり大きなものです。 対象は一般消費者というBtoC の展示会であり、産業展示会とは趣が異なります。
平日は、小中学生が社会科見学で押しよせます。
この展示会は、製品の販促が目的ではなく、環境問題に取り組んでいることを消費者もしくは株主にアピールするための場であるので、分かりやすく説明出来て、見栄えがする展示が多いのが特徴です。


体験型展示主に子供の社会科見学向けですね。この展示をとっているところが多いです。エコ展ならでは。毎年各企業とも工夫をこらしています。


みんなでエコメッセージを書いて壁にはるという企画


電卓を作ろうというカシオの展示


ブドウ糖電池をつくろうというソニーの展示

このように各企業とも、自社のコア事業と絡めたエコ展示を工夫しています。子供が熱心に参加するので親御さんも企業に対するイメージ向上につながりますね。

もう一つは、企業イメージが分かりやすい展示


コカコーラのボトル(ペットボトルの再利用)

トヨタの一人乗り移動装置

とかですね。

(分かりやすいクイズの答え(笑))

また興味があったのでちょっと追ってみましたが、電気メーカー各社は、まるで調整していたかのようにか「テレビ会議」を出しています。 テレビ会議をすれば出張をする事がへり、CO2削減に繋がるという理屈です。
去年は私もこの周辺分野に関わっていたのでいろいろと事情はよく分かっているのですが、どこかの会社が出張しなかったからといって、飛行機や新幹線が少なくなるという理屈はちょっと無理があるのですよねー

各社のテレビ会議システム


フジゼロックス

シャープ

パナソニック

画質の鮮明さだとパナソニックが一枚上。フジゼロックスは文書共有という点で融合をしていて企業の特徴をだしています



これは、外出する営業に小型のドキュメント表示端末を持たせるという提案。この端末とスマートフォンの連携で、パソコンを持ち歩くことなく安全にかつ見やすい資料を提示することができるそう


エコマン? 戦隊ショーに必須の「さけぶお姉さん」もいました。


こういう展示会は普段と違って、ゆったりと楽しめるのでよいな。
今日は後ろの予定の都合上、2時間しかいられなかった。でも幅広い展示を見られたので役だった。

「サイクルモード」 に参加 (2009/12/13)

今日は幕張メッセで今日まで開かれてていた「サイクルモード」に行ってきました。

サイクルモードは、自転車の展示会&試乗会のイベントで、ロードバイクからマウンテンバイク、折りたたみ自転車、電動アシストなど様々な最新自転車を各時点社メーカーが出展していて、かつ、ほとんどの自転車は広いコースで試乗が可能であるという、自転車ファンにとっては有名なイベントだそうです。 会社の方から教えてもらって初めて参加しましたが、普段乗れない自転車に乗れるというのはいい機会でした。

試乗した自転車
超高級のロードバイク 2台
マウンテンバイク 2台
ミニベロ 1台
クロスバイク 1台
おもちゃみたいなA字型した自転車1台
を試乗。

試乗コースは、 幕張メッセの1〜4ブースをぶち抜いた周回コースになっています。1周500mぐらいはあるかなあ。。 マウンテンバイク用のコースもあり砂利やら木組みのコースまで用意されています。




これ、6Kgぐらいしかないんだよなー。 片手で本当に軽々。

ビアンキ。 試乗は混みすぎていたためか受付停止になっていた。



これも試乗したもの。サスがばりばりに効く

試乗コース。かなりちゃんとしている








これも試乗したもの。100万円以上!!。軽いし、加速よかった。

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スマートフォン勉強会 参加してきた(12/12)

昨日はエコプロダクツ展の後、13:00から上野で「スマートフォン勉強会」に参加していました。

スマートフォン勉強会 - FrontPage
http://smartphone.techtalk.jp/

今回が初めての参加です。スマートフォンというと、今はiPhone が流行で、今後伸びが期待されるAndroid 端末も注目で、来年は特に伸びが期待される分野で個人的にも、仕事的にも注目をしている分野です。
スマートフォン関係で検索をしていたら、この勉強会のページを見つけ、ちょうど近々勉強会があるので申し込みをした次第。
登録して驚き。マイミクの方が運営関わっていました。 だんだんと世界が狭くなっていくのはいい傾向です。


研究会の雰囲気スマートフォンアプリをアマチュアで開発している方が発表されていました。 面白いのは、この勉強会でのiPhone率が低いこと。最近の勉強会やIT系のイベントだと、iPhone率が半分ぐらいなのですが、スマートフォン勉強会灯台もと暗しというか、率が少ないのですね。 その代わりWZERO3 やHT03A などのスマートフォンが多かったです。開発者からみると、Android や従来のスマートフォンの方が魅力的なのかな。
この勉強会は30人程度と中規模ですが全員がお題トークするなどインタラクティブ性もあり、アットホームな感じもあり、初回参加でしたが溶け込めました。 2月に開催予定ということなのでまた参加しようかなと思ってます。その頃にはiPhone 買ってみるかなあ。

そうそう。会場は上野(かっぱ橋)の台東区生涯学習センター。以前オーバーレイネットワーク勉強会で使ったところ。 当時の日記をみると、もう4年も前のことか。。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=25490714&owner_id=170739


講演で印象に残った点メモ

<アプリ流通>
□登録のしやすさ
Android Market
× AppStore,Windows MarketPlace

Google は、アプリの中味は担保しないため、登録は簡単。
 アップル、MSは アプリの中味をベンダが担保するため、登録者の正当性をチェック。 そのため、免許証のコピーの提出など手順が面倒

□登録料
メモが曖昧ですが、 WindowsMaketPlace は無料アプリを公開する際も、イニシャル1万円、 初回登録1万円(アプリ単位) が必要とのこと。 Android Market がどうだかは聞き忘れました



Android にはオフィシャルのAndroid Market 以外にもいくつか市場がある

Android Market : Google 公式。 クレジットカードのみの決済が学生などには不便
 ・ Docomo Market: ドコモが企画中の市場。 ドコモの料金で落とせるのが魅力だが、iMode のようにドコモが管理するというところがいやがられている

海外だと
・ Mikandi.com : AndroidMarket が排除している「エロいアプリ」を専用に集めたエロアプリ市場。「エロはつよい」なので、ブレイクするかも

というようなことがあります。

WindowsMobile 開発者が多かったなあ。 懇親会で聞いたら、仕事でWindows開発をしている人が取っつきやすいというところがあるみたい。 AndroidJavaベースだから、特にWEBサービスを開発している人は取っつきやすいのだろうなあ。 iPhone は開発環境はなになんだっけか?

Akamai 勉強会 参加してきた (12/11)

12/11の夜は ミッドタウンのYahooJapan にて Akamai 社の勉強会に参加

yasuyukimaさんの告知

Akamaiさんのインターネットの裏側勉強会は12月11日です。
http://yasuyuki.vox.com/library/post/akamai-on-dec-11-friday.html


ヤフーは、六本木のミッドタウンタワーの中層階(11〜20階?)を占めている大きなテナントで、専用の受付が2Fにあります。 かなり厳重なセキュリティ対策されていて入館証も1回利用のQRコードになっていました。

Akamai というのは普通は知られていない会社で、私も「昔あった翻訳ソフトの会社?」程度の認識でしたが、実は今のインターネットにとって不可欠なサービスを提供している会社であるという事がよくわかりました。

いわば「インターネットの中の人」なのですね。

以下所感(自分の理解含む)

・アカマイが目指す所は「ベストエフォートなインターネット上で、お金を払った業者にはちゃんとしたアクセスを提供する仕組み」を実現ということ。

・現在のインターネットは ISP間のピアリングによって運用されている。コンテンツ提供業者などエンド側にはその仕組みは見えず、またピアリングに伴うトランジット費などのコスト負担は直接はなされないが、その一方、サーバから遠いユーザやバースト的なアクセスに対しては満足にコンテンツを提供出来ない。

・ 一方、アカマイ1社で(オーバレイ的に)全世界にコントロールされたネットワークを作っている。仕組みとして、コンテンツのキャッシュをしたり代理応答するなどする。このネットワークにトラフィックを流せるのはアカマイと契約している団体のみ。 仕組みとしては、世界で56000台の「エッジサーバ」を置き、このサーバでデータのキャッシュやプロトコルの代理応答をするなどしてレスポンスを高めている。


・ また、アカマイのネットワーク内にビデオサーバを持っていて、先日のU2 ライブ中継では、同時1000万ストリームという大規模なストリーミングを実現した。


いろいろデータ:
・ アカマイが全世界で管理している「エッジサーバの台数」56000台
NOCの数4カ所(アメリカ東、アメリカ西、インド、秘密(アメリカ政府用))。 5人程度で監視


・ 世界のインターネット人口の80%は1hop でアカマイサーバと接続可能
・ 現在 2Tbpsのネットワーク容量を持っているが、2年後ぐらいには100Tbpsが必要と考える(ワールドカップを全員ネットで見るケースを想定)

・ 契約している主なユーザー:

・ 費用
最低で月額100万円から。上限は無し(多分数億円オーダーと思われ)
  ただし、どれだけ需要があっても赤字の企業とは契約をしない


というように、むちゃくちゃプロフェッショナルなサービスなのですが、インターネット(特に映像配信)のビジネス利用においては不可欠なサービスになって来ています
テレビ放送との比喩でいうと、アカマイは「電波法則」かな。アンテナから電波を出せば多くの人に一斉に信号が届くという。自然界では天賦だけどネットではアカマイの契約者のみ利用できると捉えるとアカマイのすごさがわかります。

アカマイは業種で言うとCDN業者なのですが、採用されているサイトの名前をみると、業界の中でアカマイがデファクトになっていそうに見えます。アカマイの費用は高いようですが、ここと契約をしないと、ネット上で大量のトラフィックを出すようなサービスは実現が難しくなっているのでしょう。 野良なネット好きな私は、たまにこういうインターネットの裏側の話を聴けるのが非常に楽しみ。