カナダ旅行記 7日目 2010/8/5

[旅行中にmixiに書いた日記の転載です]

いよいよ最終目的地、シアトルへ。

初めて「自分で国境を越える」ということになります。
ちょっとドキドキ。
バンクーバー近くにあるカナダとアメリカの国境。 普通はインターステート5号に繋がる道が一般的だそうですが、ここは交通量が多く、検査まで1時間ぐらい待たされることもあるということで、10kmほど離れた田舎道の国境管理局を通過します。

いよいよ自分の番。どきどき。 車の窓からパスポート見せます。ドライブスルー入管です。

"Where to go?" "Seattle!" "Why?" "Return back to Japan" "Ok"
ふんふふーんnと鼻歌交じりにカチャカチャ端末いじっていて、"ByeBye-" とパスポート返されて終了。1週間前にアメリカ入国しているし、同盟国カナダからの入国は緩いってのもあるのだるなあ。 空港での入管の厳しい目つきと違った、のんびりとした検問所でした。

国境を越えると、速度標識のデザインは全く一緒なのに、マイル表示になっている。カナダで借りたレンタカーは速度計がkm/h表示しかないので、頭の中で換算しながら走る。アメリカぐらいだよなー 未だにマイル使っているの。 全くまいr(省略


さて、シアトルといえば、MSがあるけど、それ以外はボーイングマリナーズ

まずはボーイングエバレット工場を見学です。
今回のカナダ旅行でバンクーバー発着にせず、カナダ滞在が実質2日短くなってもシアトル発着を選んだ理由の一つがこれのためです。


ハイウエイ526号を走りながらいきなり目に入ったのが787の部品輸送機ドリームリフター。
世界に4機しかないのに、ここに3機止まっています。
世界中の協力メーカーから半完成部品を運んできてここで組み立てるんだもんな。


この大きな扉の中が飛行機組み立て工場。

見学ツアーにももちろん参加しました。カメラは持ち込み禁止なので、写真はありません。

工場はとにかく広い。747が10機は入るかと思うぐらいの奥行(実際に完成機が縦に3機並んでいたし)。 Google Map で確認すると500x900mある。。。 地下のトンネルは長さは1マイルあると言っていたなあ。

ボーイング747の組み立て工程から見学です。 747など従来機は、主翼、尾翼、胴体などのパーツ毎の組み立てを奥側で行い、各パーツの結合と、エンジン搭載、ギア搭載、システム結合を扉の近くに移動して行っていくそうだ。1機だいたい4ヶ月ほどで組み立てるそう。 各機用に独自の作業用足場があった。 コックピット組み立て足場は4階建てになって、大きさを感じられる。 万力もあったのは驚き。

747、777などの従来機はこのように後ろから各パーツを組み立てて行くのだけど、最後に見せられた最新機787はすっきりしている。それはそうか。 翼、胴体、尾翼など各パーツは世界各国の協力メーカーで組み立てて、ドリームリフターで運んでくるのだもんな。遅れている787ですが、工場の中では一生懸命作っていました。 見えたのがANA 2機、 JAL1機。 日本向けしか見えなかったのが驚き。。 中でもボーイングの説明員の話からもANAは特別であるような印象を受けました。 まあボーイングANAには納期遅延で迷惑かけ続けているもんなあ。

飛行機が完成すると、深夜に工場から引っ張り出して滑走路近くの検査場で最終チェック。 移動時には並行して走るハイウエィを閉鎖するそうです。民間所有としては世界最大の滑走路(そりゃ、747が離着陸できるからなあ。。)でテスト飛行を行って問題なければ航空会社に引き渡しがされるとのこと。規模がいろいろとでかい。

工場見学ツアーと併設されている「Future of Flight博物館」。
B727の実際のコックピットが展示されたり、ボーイングの商品が販売されていたりとここはここで楽しめます。

ここを見終わって3時。 シアトルダウンタウンに移動してホテルチェックイン。 坂道の上にあり、ちょっと移動が大変。。

ダウンタウンを見物。腕に止まった虫を払おうとしたら、コンパクトカメラが落下。かなり派手に壊れてしまい、修理が出来るか不安。。


その後、今日のもう一つのイベント、マリナーズの試合観戦
イチローちゃんとでてました。 第一、第二打席で2塁打。さすがです。
最後までは見てないですが、どうもマリナーズは負けちゃったようですが。。