屋久島旅行1日目 (5月5日)

ゴールデンウイーク、後半に屋久島に3泊してきました。

今回は国内旅行にしようと、場所を考えていたのですが、ざわざわしたところや出張で行く可能性がありそうなところは嫌、 かといってただ何もないところもつまらない。。 と考えていくうちに、南の島が頭に浮かんで屋久島に決定。 決めたのが遅かった(4月の中旬ぐらい) なので、安い航空券もなく(飛行機運賃、定価だと9万円しちゃいますね。。) ホテルと飛行機代セットで若干割り引かれているパックで申し込みました。 いやはや、東南アジア旅行行けるような値段。。 もうちょっと早めの行動しないと。 でも帰ってから考えると十分価値はあったので、無駄だったとか全然思わないのだ。

さて、というわけで3日間の行程を順に写真をメインに振り返っていきます。


行きは5月5日。 羽田から鹿児島経由で屋久島まで飛行機で移動。 幸いなことに、鹿児島までと屋久島両方窓側の席が取れたのだ。



鹿児島からはエアコミューターのQ400。 時々トラブル起こしているプロペラ機ですな。 離陸して30分ほどで屋久島に着陸です。座ったのがプロペラの真横の席。出発するときにプロペラが回り始めるのがばっちりわかる。 離陸してすぐに黒い雲が見える。天気悪いなー と思っていたら、桜島の噴煙だった。結構派手に噴煙をあげているのな。 ヨーロッパでアイスランド火山の噴火で飛行機が止まったけれど、桜島の噴煙は問題ないのかな。


屋久島空港は離島の空港らしく、ターミナルビルは平屋で事務所みたい。手荷物引き取り所もターンテーブルはなくって、係員の人が手持ちで台の上に並べてくれる。

ここで予約していたレンタカーを借りる。今回はジャパンレンタカー。あれこれ探してここだけが予約できたのだった。レンタカー会社の人に事務所まで送迎してもらう。 出てきた車はVitz屋久島の狭く坂の多い道には、このサイズがぴったり。軽だと力不足だし、セダンクラスだと、行き違いに気を遣うことになるしな。




屋久島の滞在中の天気予報はあまりよくなかった。2日目、3日目が曇りのち雨という予報。ただでさえ降水量の多い屋久島でこのような予報が出ているときはきっと大雨なのかな。。 とちょっと不安に思う。幸い到着時の天候は晴れだった。
これ幸い。 晴れているうちにとにかくみたいところを見て回ろうと、まずは屋久杉を見に行くことにする。 屋久島の道は簡単。島内一週道路があって、各地区でその道路から山に登る道路が分岐しているだけ。 その中の一つで、島の東側にある安房(あんぼう)というところからでている道を登っていく。最初のうちは走りやすい、いいワインディングなのだけど、だんだんとすれ違うのも大変な狭い道になってくる。 そこをバスが結構通っているのだよなあ。 拡幅工事の真っ最中だったので来年になると道が広くなっているのかな。

まず最初の目的地は、「ヤクスギランド」。

ランドといっても、何か遊園地的な仕掛けがあるわけではなくって、苔むした屋久杉を見る遊歩道があるエリア。











こんな感じで、大きな屋久杉を間近で見ることが出来ます。
樹齢が1000年を越えるようなスギは、幹も1m以上と太くコブができていて、昔話にでてくる長老といった風格があります。岩や倒木には苔や、若い杉が生えていて、緑豊か。

このヤクスギランドは、縄文杉や白谷雲水境とちがって山登りが無いコースなので、足腰に自信の無い人にもオススメですね。

そこからさらに山に入ったところにある「紀元杉」という大杉も見てきました。 屋久島に何本かある、とりわけ大きな杉の一つで、道路からすぐにみられるのはここだけということでバスにのった観光客も結構ききています。 いやはや、太いです。




麓の屋久杉自然館で屋久杉の歴史などを見る。 江戸時代に薩摩藩の肝いりで伐採が始まったらしい。昭和40年代まで林業が盛んで、トロッコ鉄道が作られ、当時としてはかなりに技術投資がなされたとのこと。辺境でありながら街中よりも先端技術が導入されるのは、軍艦島と同じような状況ですかね。


その後はいくつか滝をみて(この写真は後ほど)、ホテル到着。
今回のホテルは、JR屋久島ホテルというところなのだけど、無駄に立派なホテル。。 航空券+宿泊のパックだとここか、さらに高いところしか無かったのだった。 一人なのにツインの部屋とかもったいないけどなあ。。 宿泊客は定年後の夫婦か新婚旅行のカップルとかそういう組が多かった。一人旅もいるにはいたけど。
ただ、屋久島って一人旅でもアウェイ感がないのが不思議。これがハワイなどだったら男一人は辛そうだが、屋久島では気にならない。。
このホテルには温泉がついています。アルカリ性の温泉で入った瞬間に肌がヌルヌルします。 明日のことになるけど、縄文杉登山で壊れた足がこの温泉で復活できたというような魔法の効能をもった温泉です。

フロントはリゾートホテルらしくかなり親切で、海外のホテルだったらかなりチップ払わなきゃって感じのサービス。 男一人旅でサービスされなれてないので逆にこそばゆいのだが。
縄文杉登山がメジャーなアクティビティだけあって、登山サポートもしっかりしている。出発が午前4時ぐらいになるので、朝飯、昼飯の弁当を用意してくれるとのこと(有料だけど)。

縄文杉登山は、天気しだいで2日目、3日目どちらにするか考えあぐねていることを話したら、現在の天気予報をプリントアウトしてくれて相談に乗ってくれる。 2日目(翌日)のほうがよいみたいだ。
なので、登山は明日に決定。 かなり早起き(ホテル出発が午前4時) する必要があるのでこの日は10時には就寝。



というわけで、続きはまた明日