Lenovo の新型Thinpad を見てきた!

先日1/14の事になりますが、レノボThinkpad の新モデルのブロガー向け内覧会に出席しました。
機種は Thinkpad X100e と Thinkpad Edge 13'' の2機種。


世界が変わった、熾烈なネットブック競争

ノートパソコンはこの2年ほどで市場ががらっと変わりました。
電気屋さんにいっても、イーモバイルなどとの抱き合わせ販売で、ほぼ無料でパソコンを入手できる環境になって来ていることからも分かるが、「ネットブック」と呼ばれる安価なパソコンが主流。
そのような流れは私も理解しているが、それをグラフで見せられると、ノートパソコンのラインアップに「革命」が起きたことが一目瞭然。

Thinkpad は「プレミアムパソコン」として、値段も高いが基本性能は他のパソコンよりも高いという位置で特定のマニア層や大企業ユーザに人気であったが、ノートパソコンの平均価格が半額近くになる外部要因の中では Thinkpad といえどもそのままではいられない。

去年、 レノボとしての ネットブック として Ideapad を出したが、Thinkpad の特徴であるトラックポイント(中央の赤いポッチ)が無く、つけるように要望が非常に多かったそうだ

安く、しかしThinkpad 品質で

そのような要望を満たすために作られたのが、 今回の Thinkpad 100e と Thinkpad Edge13'' 。
シンクパッドの全シリーズが要求される性能をクリアしながら、ネットブック並みの低価格を達成するという難しい要求です。

Thinkpad は初代製造から15年近くたった今でも 大和工場にて設計を実施しているそうで、工場の設計者が今回の製品のポイントを教えてくれました。

価格を抑えるために、素材には、高価なマグネシウム合金などは利用できず、プラスチックを三次元形状に整形することで強度を保っているそうです。
一方、薄い筐体にトラックポイントをつけるために、折りたたんだ際にディスプレイとの隙間を0.1mm単位で調整しているとのこと。 そんな工夫があったのでうね。


今回のシンクパッド、廉価で設計に制約がある中でシンクパッドが満たすべき性能(耐久性など)クリアしているという、設計の工夫が随所に見られる良機になっているようです。

キーボードは各キーが分離する形式になり、若干指に引っかかりがありますが、これは慣れるでしょう。
モニターにも申し込んでいるのでもしあたったら、キーボードのブラインドタッチが慣れるかどうかをレポートします。

5年前から自宅PCはThinkpadX40X61と変遷)ですキーボードがなじんでいて、いまやこれなしでは文章打ちづらいという名ラインアップです。 これからもThinkpad の性能を満たす機械を出していって欲しいものです