コミケ3日目に参加してきた

昨日の大晦日は、有明ビックサイトのコミックマーケット行ってきました。
むかーーしからネットや雑誌などで話は聞いているけど、行ったのは今回が初めて。
Twitter上での盛り上がりと、TLの人たちが3日目の評論エリアで本をだすということで、これは一度行ってみるしかない。

ビックサイトの展示会は、仕事がらみで何度となく出展したり、趣味の展示会で何度も訪れていて、慣れた場所ではあるのですが、人が多くまるで違う場所であるかのようでした。
とはいえ、普段からニコ動やらTwitter でいわゆる同人的な文化には浸かっているところもあって、それほどのアウェイ感も感じなかったのは事実。


初参加者の目からみていくつか感想

ビッグサイトのありとあらゆる場所を使うのだなあ。 東駐車場やら南側の有明埠頭側の道路まで待ち行列につかうのか。西3,4ホールに行くときは普段はエスカレーターつかうから、あの場所に階段があること自体気がついてなかった。ネットのレポートでアップされている会議棟脇の階段の場所がわからなかったが、ここだったか
・ スタッフの列整理がすばらしいね。蓄積されたノウハウがあるのだろうな。駐車場の列整理もだけれど、混雑した会場内で待機列を作って混雑の中でロープもなくグループ毎移動させる技は高度に機械化された工場のようだ。「よく訓練されたオタク」という表現を2ちゃんで見かけるがその通り。一日20万人が訪れる中で破綻をきたさないのは参加者がまともだからか。
・ 企業ブースの限定モノなどを狙わなければ、9時過ぎに並んでも十分だということが分かった。国際展示場駅到着が9:30。 そのまま東駐車場に誘導され会場に入ったのが10:20頃。西ブースの待機列は閉鎖されていたけど、東から入ってすんなりと西に移動できた。
・ 人混みはいいのだけど、携帯の電波が繋がらない。 ドコモの移動基地局車がでていたし、アンテナは3本立つけど、輻輳でネットが繋がりづらい。
・東ホールの4列あるエスカレーターがすべて下りになって、人がとめどなく降りてくる風景。衝撃的だ。人がゴミ。。じゃなくって人が工場のベルトコンベアを流れる部品のようだ という感じ
・コスプレ広場もみてみた。 声かけてかなり写真撮りましたw。 あ、ブログ載っけていいか聞いてないのでここには載せませんが。 それにしても真冬なのに薄着でさむくないのかな。

中の感想

・ サークルの人自体楽しんでいるねえ。 あたりまえか。 商売じゃなくって、お祭りだもんな。
・ それにしてもサークル数多いなあ。3日で3万サークル以上か。それと同数ぐらいが抽選落ちしているとか。 なんというか、本を作ってくばりたいという人がそれだけ日本にいるのか。裾野がそれだけひろいということは、まだまだ日本の文化は安寧だなあともおもった。
・ 10部程度しか売れないサークルも多いと聞く。WEB2.0 の話で「ロングテール」現象という表現がよく使われるが、あさしく,この場はロングテールそのものだなあ。
・ネットのまとめで出てくる阿鼻叫喚、変態的な行動などはかなり飛び抜けた一部の参加者なのだなあという印象。まあ、エロい大きな紙袋を京浜東北線などでかかえているひとを見るとちょい気になってしまうけれど。


というわけで、西1ホールで20冊ほど評論本を買い帰宅。おっさんになって初参戦だけど、いい経験。

まあ、こうやってなにか分析みたいなことするより、「○○たんの18禁本あったおーー」と反応する方が正しい参加の仕方なのかもしれない。