えxぺ 「ネットコミュニケーション&匿名性勉強会」参加した

12/22は、@yasuyukimaさんや GEEKなページのあきみちさんなどが主宰する「えxぺ」勉強会に今回も参加。(前回参加したのはYahoo! 本社で開催されたアカマイ勉強会)

https://expe.jp/form/2009/1222anon.php

今回は場所は六本木のシスコ本社。六本木に出来たという事はよく聞くが行くのは初めて。六本木のミッドタウンの中層部にあります。高速エレベータで21階へ

21階エレベーターホール。 もう超高級ホテルという感じのエレベータホール


セキュリティも万全。入場証はワンタイムのQRコードになっています。


シスコ製のすごそうな電話が


会場。プロジェクタ4面を利用して、プレゼン資料と、Twitterのタイムラインを同時に写していきます。


中継は、最近のトレンドのUstream と平行して、Cisco 自慢のWEB会議システム WebEXでも中継。 こちらはプレゼン資料と動画が同時に中継されるので、講演を見るには最高。 Cisco は、そらのちゃんや各地の無料勉強会の主催者にWebEX利用権を無償貸与すればいいのに。。。 なんて思うw

講演内容

1) 中央大学折田先生による「ネットの匿名・ID・名乗りについて」

匿名性といった場合
1) リンク可能性:同一人物だと分かる(2ちゃんのトリップ)
2) 本人到達性: 書き込んだのがだれだかわかる
というような軸で整理をすると分かりやすいと説明。

2) 津田大介さん(@tsuda) 「インターネットの匿名性はどうあるべきか」

実名、ハンドルネーム、名無し のそれぞれについてのpros,cons を整理。 結論としては折田先生の講演とだいたい同じようだが、自身の経験を挟みながらの講演はエンターテイメント性もある。まさにtsudaりたくなる講演であった


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<所感>
ネットの匿名性議論というと、昔から繰り返し出てくることであるけど、匿名、実名、顕名(筆名)それぞれに長所、短所はあるので、「どれがいいか」という議論は不毛。今回のようにそれぞれの特徴を整理してケースによって使い分けるのが妥当なんだろう。

もちろん、匿名性を隠れ蓑に他人を攻撃することに対しては、当事者をトレース出来るということは別途必要になるのであろうけど。



折田さんは、大学の講師の方で喋り慣れていて、まったく淀みなく、落ち着いてしゃべられる方。ネットの世界にも明るい(こちら側という印象を受ける)ので、これからこういうイベントでは顔をお見かけすることになりそう。
津田さんは話が興味深い。これまでのライター人生で2回だけペンネームを使ったときの裏話はなんともネタにしたい気分。 ふぁぼったーの常連なのが分かる。

今回は7時半に始まって気がついたら10時を過ぎていたという白熱した勉強会で質疑が1時間以上あるという、まさに勉強会でした。
参加者も強者揃いなので質問議論はひっきりなし。こういう勉強会はいいですな。

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最後にコアメンバーの方と名刺交換(今回も個人名刺)した。 私のTwitterのアイコンを覚えていていて「よく読んでいます」と言ってくれる方が多く感激するとともに、普段はぶっとんだ事ばかり書いてタイムラインを汚して申し訳ないなあ とも思う(笑)