SFC研究室によるワークプレイス展を見学してきた。

会社帰りに日本橋で開催されていた「ワークプレイス展」を見学してきました。
http://workplace-ten.jp/
慶応大学SFCの安村通晃研の学生による、オフィスでの働き方を支えるアプリケーションの展示です。 アプリケーションといっても、業務アプリではなく、癒し系ツール、便利系ツールのようなものです。

学生による展示とはいえ、今は企業で作るアプリと遜色ないのですな。いやプロトタイプレベルでは彼らの方が優れているところも大いにある。

説明も熱心だし分かりやすいなあ。 産業系展示会で企業の説明員に説明を求めても要領を得ないなんていうケースが大半だが、今日の展示は作成者=説明者ということもあって、作品の企画意図から実装までしっかりと答えてくれる。

それぞれコンセプトやデモは魅力的でした。その中から一つあげるとすると、「絵庫録」 http://workplace-ten.jp/projects/kaikoroku.html
・ブレスト用に、ランダムに絵を出してそれをみて思いついたアイデアを喋りあい、ディスカッションを活性化する
・面白いアイデアと思ったら、「へぇ」的なボタンを押す
というもの。
会話は録音されていて、後から、 会話の音量、 「へぇ」ボタンが押された場所がタイムラインで表示されるので、どの辺りで議論が盛り上がったのかが一目瞭然 というもの。 マーキングが自動化されるのですな。

この展示会は今日偶然、みずほ情報総研の吉川さんのブログ http://blogs.itmedia.co.jp/knowledge/2009/09/post-7386.html を読んで、会社帰りに寄ってきた。日本橋は会社から歩いて行ける距離だということを知ったことも収穫の一つ。

その他にも、Make 的なツールもいくつか出展されてました。
明日までやっているそうなので、明日日本橋あたりを散歩している方はよってみてはいかがでしょう。