ミクFES(ミクフェス)'09(夏)に行ってきた。

http://www.mikufes.jp/

要は、初音ミクのライブ。ちょうど今日で発売から2年目ということで、「2歳の誕生日」ということでも盛り上がってました。新木場のCOASTというライブハウス。ここは結構有名どころらしい
内容は、「ミクfes」「ミクフェス」などで検索すればレポートが上がっていると思うので、そちらにお任せしていろいろと感じたところを書いておく。


初音ミクは、アニメなどと一緒で現実にはいないのだけど、演出の工夫でまるでステージ上で歌って踊っているようだ。 透明のスクリーンをステージに配置し、後ろからプロジェクターでCGをうつすのね。一種のデジタルサイネージ

ステージ上は、バーチャルなんだけど、フロアは1000人の観客がリアルに応援をしている。
観客の認識は、ステージ上にいるのはCGの初音ミク動画じゃなくって、歌手初音ミク という認識。

もともと、パソコンの中やニコニコ動画の中で歌っているキャラクターを「初音ミク」という人格として捉えているから、ステージ上のスクリーンで動いていても本人がステージにいると同じに思えるのだな。

昔「ビデオコンサート」なんていうアーティストのビデオを集団で鑑賞してスクリーンに向かって応援するというコンサートがあった。 観客もアーティスト本人はそこにいないというのは分かっていて応援していたと思う。

今日のミクFESは違ったなあ。 なんとも不思議な体験をしました。

何がリアルで何がバーチャルなのかなんていうのは、実際にリアルかバーチャルかとは別に、その人の捉え方で変わってくるものなのだとあらためて感じた次第。