期待はずれなY150


横浜のみなとみらいエリアでやっている、横浜開港150周年記念博覧会「Y150」。

http://event.yokohama150.org/

夕方行ってきたのですが、うーん。入場料2400円に対して全然中味がない(泣)。 無料エリアの方がはるかに充実していたというのはどういう事だ(笑)。


3つのエリアに分かれているのですが。。。

エリア1つめ「Y150はじまりの森


フランスからやってきた蜘蛛型ロボット「ラ・マシン」。 ジブリっぽいです。これが今回の目玉 なのですが、 目玉っていうからにはほかにもいろいろな展示やらパビリオンやらがあるかと思いきや、このエリアには実質これしかない状態。それも2時間に1度しか動かない。。


エリア2つめ「トゥモローランド
なんでも、劇場でアニメを見せているらしいのだが、30分に一度しか上映せず。 次の回までちょうど30分待ち(ちなみに待っている人はいない) 。 おまけに夕方ということもあってか、このエリアは50人も人がいないぞ。係員の方が多いってどういう事だ。 何も見るものも無いので写真とりわすれた。あまりにつまらないし、人もいないので、入り口から出ようとしたら、杓子定規な係員に止められた。

計画時には「満員の会場をスムースに流すには、一方通行になっている必要がある」なんて考えただろうけど、場内に人いないじゃん(笑)。


エリア3つめ「スーパーハイビジョンシアター」
スーパーハイビジョンがあった。 NHKの技研公開でもやってたやつね。
というかコンテンツが全く一緒だった。





確かに絵はきれいなんだけどさ、テーマが「日本の風景」。全くY150と関係ないじゃん。 青森ねぶた祭りとか、和歌山の棚田とか。
Y150スーパーハイビジョンというからには、たとえば、横浜の湾内を豪華客船にのってバーチャルクルーズとか、なんとか横浜に関係するものを期待するのに、全く横浜が出てこない。

このコンテンツって、Y150 用に作成したものじゃなくって、スーパーハイビジョンのデモ画像じゃないのか???

でこれが終わると、抱き合わせで強制的に日産の「PINOパビリオン」に移動して15分ほどビデオを見させられる。 いや、本当に「見させられる」というのが正しい感情だ。 「未来は電気自動車だね!!日産も電気自動車作っているんだよ」という、つくば博ぐらいの内容のビデオを見させられる。 なんだよこれ。PIVOだって2年前のモーターショーにだしたコンセプトカーもってきただけだし。まさに「金取るレベルじゃねえぞ」な世界。


なんだかなあ、どの展示もやっつけ感が丸出しなんだよなあ。


2400円がもったいなかった。。。 愛地球博はたしか4000円以上したけど、あれは全然ムダという感情はなかったなあ。 むしろ充実してた。

横浜はねえ。 元々観光地だし、赤レンガ倉庫や山下公園、みなとみらいなどシャレたエリアが多いし。そんななか、クモロボットぐらいしか目玉のない展示会をやってもねえ。

そうそう。 Y150というのは、有料エリアだけじゃなくって、無料エリアも結構あります。 そちらは賑わいもあるし、行ってみる価値は有るかも。赤レンガ倉庫では、世界の料理をだす屋台村があるし、そこは面白いかも。

無料エリアは今日もきれいで賑わっています。
Y150に因んでいろいろとフェアをやっているし、この機会にみなとみらいえりあを周遊するのはオススメ
※ただしY150会場を除く