ハドソン川不時着。 1549便の航跡を見てみる
プチ航空オタなため、ちょっと情報を集めてみました
■ 航跡
航空大国アメリカだけあって、飛行機関連の情報はやはり充実。
Flightaware というサイトでは、全米を飛んでいる旅客機のすべての航跡を(トランスポンダからの情報をあつめている?)、リアルタイムにネット公開しています。アメリカで一日に飛んでいる飛行機って何万便あるんだる。
この1549便の航跡も公開されていました
http://flightaware.com/live/flight/USA1549/history/20090115/2004Z/KLGA/KLGA
http://www.avweb.com/blogs/insider/AvWebInsider_USAirwaysFlight1549_199591-1.html (日付が2008/1/15になってる。。)
この地図に想像でコメントを書き加えてみました。
図から勝手に推測
- 高度の増加具合などからみて、鳥との衝突地点は、ブロンクス動物園の上空あたりかなあ。
- 事故報告直後に管制塔からは、西のTeterboro 空港への着陸を指示。
- 航跡からみると、ハドソン川手前で、ハドソン川を横断することはやめ、着水を決断したとおもわれる。
- 左旋回して川と平行になったところで機首を下げて、高度は下げたが速度を増している。 低速度なので失速回避を優先させたんだろうかなー
- ジョージワシントンブリッジ(高さ184m)を避けて、最終着陸に入ったところで高度をあげて速度を落としている。そのまま8kmほど滑空を続けて、着水
以上、勝手に想像。
機長が生存しているし、そもそもこの機長が全米パイロットの安全運行委員会の委員長をしたり、NTSBのメンバーというような、航空安全のプロ中のプロなので、きちっとしたレポートがでるはずで、読んでみたいもの。何本もドキュメンタリーが作られるはずなので、見てみたいなあ。
■ アメリカのクジでは 1549 番が売り切れ
http://www.wfsb.com/news/18492594/detail.html
アメリカにも「ナンバーズ」のようなクジがあるそうですが、
1549番が非常な人気になって、売り切れてしまったそうです。
そりゃ運がいいですわな。