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昨日の石原慎太郎都知事の会見 (防災には万全の準備を整えておく。 阪神大震災は自衛隊への要請が遅れて犠牲者が増えたが、そのようにならないように平時から訓練している) に対して、 兵庫県知事がなにやらとんでもない発言をしている模様。
要は
「震災直後にほとんど圧死しているのだから、自衛隊が来ても助けられなかったよ。遅れたからといって関係ない。石原って分かってないな〜」
というような趣旨だな。
もう「石原憎し」で、自分の発言の意味が分かってないのだろうな。
そういえば、今回の石原慎太郎の選挙対策委員長は、佐々淳行氏。 佐々氏といえば日本を代表する危機管理の専門家だな。浅間山荘事件、東大安田講堂事件の現場指揮官でその後、政府の危機管理の要職についていた人だな。
以前、社民党の阿部知子氏が「阪神大震災で自衛隊が遅かった!」と批判したときの佐々氏の反論がこちら
http://www.sassaoffice.com/message.htm
当時の村山富市総理の無策と国家危機管理システムの問題点について触れられています。
そんな佐々氏がブレインとして付いている石原氏なので、今回の発言もきちんとしたバックグラウンドに基づいているのでしょう。下手に感情的に反論すると墓穴を掘るだけだな。
そうそう。佐々氏と阪神大震災 で検索していたら、こんなものを見つけました。
「日本の危機管理はこれでいいのか 2005.11 石原慎太郎・佐々淳行」
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/interview/26/
読み出があります。