ドコモの通訳電話サービスのモニターに当たったので早速試してみた

ドコモが先日発表した「通訳電話サービス」は、スマートフォン・携帯電話から電話に向かって喋ることで、相手に翻訳されて通話ができるという、昔から言われている「未来のサービス」です。

従来の翻訳電話よりも精度が高いのが売りらしく、公開されたときにも話題になっていました。
限定400人でモニター実施するということで、ダメもとで応募をしたら当選。これは運がいいな

http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2011/11/04_00.html

さて、早速利用感をインプレしましょう。

まずはAndroid のアプリをダウンロードします。 現在はAndroidMarket ではなくて、ドコモの勝手サイトから落としてきます。
起動すると「対面利用」「遠隔利用」 というメニューがでてきます。
「対面利用」は、日本人と外国人が同じ場所で会話するときに、一台の携帯電話を通訳機として利用する方法、「遠隔利用」は、いわゆる「翻訳電話」です。相手の番号を入れると相手に電話がかかり、自分の声が翻訳されて相手に届くそうです。 いったんドコモの交換機で呼が終端して中継をされるのですが、相手には自分の番号が通知されるとのこと。 え、それって大丈夫なんでしたっけ? 詳しい方。
さて、この真夜中に電話をかける相手もいないので「対面利用」で利用しました。
翻訳できる言語は 「日本語-英語」「日本語-韓国語」の二種。
利用開始をおすと、非通知の電話がかかってきます。きっとドコモのセンターからなのでしょう。
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電話を取ると、翻訳できるモードになります。 左側が日本語で喋る場合、右が英語の場合のボタンです。
押して喋るのはSiri と同じですね。
しゃべってみます。
明日は忘年会なので「明日の夜は忘年会です」
すると、 "It is a year-end party at Night of tomorrow"と変換され、スピーカーから合成音声で英語をしゃべってくれます。
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右のボタンをおして英語でしゃべってみましたが発音が悪くあまり認識されませんでした。
昼間に大きな声ではきはきとしゃべれば伝わるかもしれません。

さて、韓国語の翻訳にも挑戦。 どうせなので竹島は日本の領土です」と翻訳。実際に韓国人に向かってしゃべったら険悪になりそうですが、機械相手だからいくらでもしゃべれますね。
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…あう、それは当然(笑) 夜中で大きな声出せないのでなかなか「竹島」と認識してくれないなあ


それはさておき、明日は「遠隔モード」を試してみます。