ラジオ会館大納涼祭（閉鎖記念公開）行ってきた

秋葉原の電気街口の駅前にあるラジオ会館。
閉鎖が報道されたのは半年ぐらい前だっけか。

4月にも閉鎖記念の寄せ書きを書こうというイベントがあり、参加をしてきたのだけど、
今回はいよいよ取り壊し直前のイベント。
もう中の店舗は全て撤収していてがらんどうの状態です。

旧ラジオ会館に入っていた店は立て替えまでの間秋葉原の各地で仮店舗で営業を続けています。その店で５００円以上の商品を購入すると入場券がもらえるという仕組み。
遙か昔ならパソコンショップも入っていたのだけど、今はフィギュアやトレカ、萌え系コミックなどの店がほとんど。萌え系に拒否反応はないけどわざわざ買う物もない。。
とはいえ入りたいので、コミック買ってきた。べ、べつに興味があるわけじゃないんだからね、ラジオ会館に入りたいから仕方なく買ったんだから勘違いしないでよね。。ゲフンゲフン

入口でチケットを見せて入場します。
特に回収もスタンプも押されないので、何度でも入れるし譲渡もできちゃうけど、そこまでするものでもないよな。

一階では、射的、お面売りなどちょっと地味目な縁日の企画をしてます。
スルー。 所々の空いたところでイエローサブマリンや海洋堂が即売会実施してます。

4月頃に書かれた寄せ書きがまだ残っていました。わたしが書いたメッセージも無事残っていた。この寄せ書きボードは建て替えられるラジオ会館に飾られるそうだ。
今年の4月ごろなので、「ぽぽぽぽーーん」のありがとウサギ、さよなライオンなどのキャラが多く描かれているし、流行っていたアニメ「まどか☆マギカ」のキュウべぇもあちらこちらに描かれている

その他はがらんどう。ケイブックスの広いフロアもがらんどう

そして、壁面には店員が残していったと思われる絵が何枚か飾られていました

暗く格子で囲まれた通路の中に張られているフィギュアのポスター。廃墟マニアの人にはたまらないシチュエーションかも。 コスプレイヤーも撮影会してました。

6階か7階あたりの窓から見下ろす中央通り方向。

トレカ好きの人には懐かしい場所でしょうね。 イエローサブマリン

ラジオ会館といえば、このX字階段ですよね。
二つの階段の真ん中で相互に移動できる構造はここだけかも

そして、ラジオ会館といえば、このプレート。
もう20年以上前に無くなったかな。 80年代前半までは7階はNECのBit-INNというパソコン展示場があり、小中学生はじめマイコン好きの若者で賑わっていたのでした｡子供だった私もなんどか通いました。懐かしい。このプレートはビル取り壊しの際どうするのだろう？ 一緒に取り壊されるの？？

そして、普段は閉鎖されている8階。 ここはラジオ会館の事務所があり、和室や中庭があります。 驚きですね。事務所の絨毯はフカフカでつい最近まで手入れがされていたことが分かります。

そして、教室（会議室？）もあります。ここを見ると一般のオフィスビルですね。5階には店舗ではない一般の会社もあったしな

8階までならイベントで上がったこともあるのだけれど、屋上に上がるのは初めて。電気街のビルの屋上看板と同じ目線に建つのは新鮮な風景です。

中学生の頃はよくラジオ会館の中のマイコンショップに通ったものだった。
懐かしい。その後だんだんとフィギュア、萌え系ショップが増えてきて、パソコン好きにはちょっとそれは寂しい思いもしたのだけど、でもそれはそれで時代の流れか。

立地場所はすばらしいのは変わらないのでまた人を呼べるビルになって秋葉原の駅前の賑わいが戻ってきて欲しいものです。