ニコニコ動画 「本当の権利者が評価される世界」を作るってことか

さて、昨晩はニコニコ大会議から帰ってきて、はてなに書いたり、関連WEB見たりしていて、寝たのが3時。
とはいえ今日は寝坊もできないのです。月曜日に会社でメタボ診断。ダメ元で、朝から自転車で運動。久々に50kmぐらい走ってきました。 ふー。ようやく復活。

自転車で巡航しながらも、ニコ動のことを考えてました... どれだけニコ厨なんでしょう...


ここ1週間で話題になったニコニコ動画関係のいわゆる「権利」に関連するニュース。
このようなものがありますね。
・MAD削除問題
動画削除時の申し立てをした権利者名の表示
ニコニ・コモンズ

これらの動きはすべて「本当の権利者が評価される世界」につながるのだなと思いました。



MADを作成する場合、元の権利者が削除の申し立てができるのはその権利者が持っている権利だし、それは尊重するべきだわな。

本当の権利者なら、削除の申し立てが公表されても不利益にならないけど、 関連の度合いが薄い権利者団体が、洗いざらい削除要請をする場合には、この「削除申し立てを公表」というのが抑止力となるのだわな。 (「公表する」ということ自体は権利者の権利を公使することを躊躇させるかもしれないけれど、それ自体は違法ではないし)。

で、これで権利関係がきれいになった「きれいなニコニコ動画」ができあがるわけですね。
ニコニコ動画といえど、日本の法律に違反して存続はできないから、権利的にきれいな状態を作っておくのは重要。

いったんきれいになった上で、MADが合法的に作れる世界を作っていくわけだ。

ニコニ・コモンズでは、アマチュアでもプロでも動画を使ってもらいたい動画を投稿しておけば、その動画を使った二次創作がどのように使われているかが一目瞭然で分かるわけだわな。 無料で使ってもらってもOKだし、ライセンスを取ることもできるとのこと。
ここでMAD素材をおいておけば良い。「メルト」のような自作曲をおいてもいいし、角川が「らき☆すた」「涼宮ハルヒの憂鬱」のOP、EDをおいても良いのだな。