旅行6日目 世界の車窓から


今日は一日移動の日々でした

ちゃららーらーら らーららーらーらー (世界の車窓から)



1: タリス (パリ北駅 → ドイツ ケルン)

今日最初の列車は国際列車「タリス」。 パリ北駅を朝6時54分に出発する列車です。 定刻通りにパリ北駅を出発したタリスは一路ベルギーブリュッセルに向かいます。

一等車では、出発してすぐに朝食が配られます。 朝早い列車のため、ビジネスマンさえも乗っておらず、一両に数人ぐらいしかいないすいた状態で走ってゆきます。

周りは一面の畑。 緑、黄色に彩られた風景の中を走ってゆきます。

ブリュッセルには8時頃到着。ビジネスマンたちが乗車して車内はすこし賑やかです。

タリスは、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツを結ぶ列車なので、車内アナウンスも フランス語、ドイツ語、オランダ語、英語と4カ国語でのアナウンス。 国際色が豊かです。

ケルン大聖堂が車窓から見えてくるとケルン駅に到着です。定刻から5分の遅れで到着。




大聖堂の街・ケルン

ケルン中央駅を出ると目の前に、150m近くの高さを誇るケルン大聖堂が屹立しています。
足が痛いのに無理をして頂上まで登ります。登っているうちに足の痛みも少し引いたのは教会の力なのでしょうか。

頂上からはライン川が一望できます。 ドイツの大都市はライン川の賜といえます。 穀倉地帯からルール工業地帯までライン川で育ってきたのは間違いないでしょう。

ケルン大聖堂世界遺産に登録されているのですが、それにしては落書きが多いのが悲しいところ。世界各国の人の落書きが絶えず、そのためか、細かい目の網が張られてしまっています。

ケルンといえば、もう一つの名物は「ケルンの水」という名前の「オーデコロン」。 ナポレオン軍がこの地に遠征をした際に、家族への土産にと兵隊たちが持ち帰ったのが由来とか。 私も家族用に買ってみました。




2: ICE (ケルン-フランクフルト国際空港)

ケルンからは、高速新線でフランクフルト国際空港まで移動。50分強の旅です。 旧線ならライン川を見ながら移動できたのですが、倍ぐらいの時間がかかるのであきらめました。 ICE はドイツ自慢の高速列車で、ガラスが多く使われていて明るい車内です。
予約システムと座席表示が連携していて、座席がどの区間で空いているのかが、座席ごとに表示されています。指定券を持っていなくても、空席なら座れるという仕組みですな。




3: エアベルリン (飛行機)

格安航空会社を利用しました。 フランクフルトーベルリン間が40ユーロぐらいでした。 安い。

沖止めになっているなどちょっと不便なところはありますけど、この安さに助けられました。 エアベルリンがあったから、今回の旅でベルリンまでくることができました。 これは感謝

キャビンアテンダントが、イケメン系お兄ちゃんたちなのですな。これは女性にも人気?



4: ベルリン内での移動

ベルリンでは、「ベルリンウエルカムカード」という2日乗り放題券があり、これを購入。

ベルリン..というかドイツは信用乗車制で、入り口も出口も改札がないのですな。

ロンドン(地下鉄) 入り口、出口ともに自動改札あり
パリ(地下鉄) 入り口:自動改札、 出口:改札なし
ベルリン(地下鉄) 入り口、出口とも改札なし
ですな。

このため、ベルリンでは、誰でも電車の中には入れてしまうのですが、ベルリンのすばらしさは治安がいいこと。 これは明日まとめて書こうと思いますが、ほかの都市と違って、見た感じでは非常に治安がいい(特に中心部は)。

列車の頻度も3分おきぐらいにくるという山手線並みの頻度。 駅も街もきれいだし、ベルリンは「かつて壁があった」ぐらいの理解でしたが、一気にファンになりました。 上海なみに活力があり、5年後には街が大きく発展しているのだろうな.. という予感がします。

(ベルリンの印象は、ぜひ明日書きたいです。ベルリンはいい意味で非常に衝撃を受けた街です。)