アニメで町おこし 3万人の町に3500人集結 -- 鷲宮町

埼玉県鷲宮町青年会議所・商工会主催の「らき☆すた」イベントが今日開催されたとのこと。

34000人の町に、アニメファン3500人が集まって大賑わいになったとのこと。 参加者は、グッズが買えないなどと不満はあったようだが、大きな混乱もなく成功したらしい。


 人気アニメ「らき☆すた」の舞台のモデルになり、アニメファンの“聖地”となっている埼玉県鷲宮(わしのみや)町で2日、声優らを招いてイベント「『らき☆すた』のブランチ&公式参拝in鷲宮」を開催され、人口3万4000人の静かな町が、詰めかけた約3500人のファンらの熱気に包まれた。この日は、同番組で主要キャラの声を演じた声優や、美水さんが主役。鷲宮神社近くの食事処「大酉茶屋 わしのみや」での特別ブランチに参加し、その後鷲宮神社公式参拝する−という2本立てのイベントが柱になった。商工会の担当者によれば、約3500人のファンらがイベントに集結。収容能力の関係で「茶屋」で声優らに会えたのはわずか230人という「狭き門」だったが、不満の声などは大きくなかったという。客層はオタクな男子ばかりかと思いきや、約5人に1人は女性で、近隣住民や小さい子どもも多く見かけたとのこと。
「(町の)歳末売出スクラッチカードを(近隣の商店を利用してもらえるよう)あえて『茶屋』以外の店舗で配布しましたが、『在庫が空になっちゃったよ』と話す酒屋さんもいたほど。今回のイベントに合わせて用意した特製桐絵馬ストラップについても、きょう用意した2000個がすぐに売り切れました。あすの一般発売分についても予約が入っています」と、商工会の“狙い”である町おこしにもかなりの手応えを感じた様子。今後も「地域の活性化につながるのであれば、(同様のイベントを)またやっていきたい」と話していた。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/071202/gam0712021827000-n1.htm

実は、結構寒いイベントになるんじゃないかと想像していた。
でも実際は事務局の努力の甲斐あってかなり熱の入った本格的なイベントになっていたようだ。
メインのイベントは今日だけだけど、明日からの町の歳末大売り出しでも、スクラッチカードにらき☆すた キャラを登場させるなど、リピーター需要も狙っているみたい。 東京から1時間ほどの近さなので来る人もいるかな。

ネット通販などはやらないで、「そこでしか手に入らない」というレア感を維持するのが大事だと思う


結果を見ると十分に「成功」だったわけだけど、これを見て他の地方都市の商工会が漫画家に「うちを舞台に!」と陳情に行くということあるのかな。 フィルムコミッションみたいに、アニメコミッションなんてのができるか。





<参考>

鷲宮町商工会のページ
http://www.syokoukai.or.jp/~washimiya/


○ 12月3日(月)〜桐絵馬ストラップ取扱店

今日売り切れた、「らき☆すた」キャラ入りの桐絵馬を、地元の商店で売り出すとのこと。

幸手市商工会との連携について
鷲宮町商工会と幸手市商工会は、すでに今回の「らき☆すた」による取組みで、データの共有や、打合せ等、連携して取り組んでおります。」

おお。 隣り合った自治体で連携して企画を始めている。


各賞     内容    含有率
 A賞   1000円   1%
 B賞    500円   1%
 C賞    100円  15%
 はずれ   ハズレ   65%
 はずれ   かがみ    1%
 はずれ   つかさ    2%
 はずれ   こなた    5%
 はずれ   みゆき   10%

「データの共有」の成果。含有率のパラメータ調整が絶妙(!?)