「SoftEtherを危険視するのはおかしいです」――19歳の開発者に聞く

http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0401/08/news095.html

登 そもそも、SoftEtherはドライバがカーネルモードで動作するため、インストールするにはAdministratorsでログオンしている必要があります。ですから、本当に管理者がSoftEtherを禁止したいなら、社内にあるPCのAdmin権限を、しっかり持っておけばいいだけの話なんです。

 ファイヤウォールの設定を変更することなく、VPNを張れるというのは、利点も多いです。例えば、自宅のPCにファイルを忘れたとしても、簡単に取りに行くことができます。危険性があるというなら、そこで対策を考えればいいのだと思います。

SoftEtherが話題になってるのって、今まではそれなりにネットワークの知識が無ければ運用できなかったVPNをそれこそクリック一発で動作できてしまうところだろうな。Etherレベルでエミュレートしているので、ブロードキャストも通るから、どのソフトも通ってしまうし本当に何でも素通しだな。

登 SoftEtherフリーソフトですが、「それを利用し、経費以上の対価をとってサービスを提供すること」は禁止しています。これは、将来的に商用サービスを開始する際、競合事業者が発生しては困るからです。

 現状、企業から商用化の話はきていますし、IPAとしても、未踏ソフトウェアの商用展開は推奨しています。これから特定の企業にライセンス提供して、その企業が窓口になってサービスを提供することになると思います。

19歳にして「商用化を目指して開発」というのはなかなか進んでいるな。さすが。絶対に売れるよなこれ。認証系をもうちょっと作り込めば200万ぐらいの値付けしても売れるだろ。メーリングリスト見ていると、未踏ソフトウエアのプロジェクト管理組織が製品化しそうな予感。
http://www.ipa.go.jp/software/esp/15youth/15koubokekka.html