カメラショー CP+2011 に参加

今日は、パシフィコ横浜で開かれているカメラショー 「CP+2011」に参加しました。
朝から雪と風が強い中、横浜まで。会場から30分ほどして到着しました。すでにこの時間から多くの入場者が詰めかけていました。人気があるのだなあ。

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このショーは、主にキヤノンニコンといったカメラメーカー、 タムロン、シグマといったレンズメーカー、ほかにハクバなどのカメラ用品メーカーなど、写真に関係する展示会、技術講演会の側面と、プロカメラマンによる多くの講演とアマチュア写真家の発表会である「お苗場」 といったユーザの学習・発表の場という二つの側面がある展示会です。
一昨年にこれまであったカメラ関係の「PIE」というイベントが分裂をして去年から場所を横浜に移して開催しています。

今年は雪にもかかわらず入場者は多かったのですが、一方めぼしい新製品も少なく、展示自体は低調だったかなあ。
一方、ニコンキヤノンオリンパスといった大手カメラメーカーはこぞって「女子カメラ」を意識したコーナー作りに力を入れていました。かわいい小物とインテリアを並べ、そこで写真を撮りたくなるような雰囲気を作っていました。
事前に雑誌などで紹介をしていたのか、多くの女子が集まっています。
こうやって、ハードだけではなく、[写真を楽しく撮る」という撮る方の訴求を強めるというのは私も賛成です。

  1. カメラ

キヤノン

新製品は、 KISS X50 と KISS X5。 X5 が普及機、 X50がエントリーモデル。
X5 はX4とくらべるとバリアングルモニターがついたことが特長で、 ハイアングル、ローアングルでの撮影が容易になるのかな。 X50 は、画素数が少ない、バリアングルでないといったように機能が劣るけれど低価格といった棲み分けかな。

EOS KISS X5

キヤノンで、KISSより 上位は 50D、60Dといった中級機、その上に 7D、5D、そしてプロ用の 1D というように
数字+D がついている。 一方 D+数字と数字が後に来るのがニコン。メーカーの違いは数字が前に来るか後にくるかというところだが、 KISS は X5, X50 と数字が後に来る。 まるでニコンのカメラのようだ。

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EF200mm F2L IS USM

大砲レンズはさておき,手持ち可能なレンズはカウンターのところでつけさせてくれる。
手持ちのEOS KISS Digital X につけて撮影。マウントは一緒だからつくのだけどカメラがちゃちでバランス悪い。。
でもファインダーを覗いてびっくり。このボケパワーの威力。遠いところにある被写体を撮っているのだが、被写体の近くにあるものもちゃんとぼけている。 でもこのレンズ(写真に写っているレンズではなく、撮影したレンズ)は85万円だそうだ。高い。。
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http://cweb.canon.jp/ef/lineup/telephoto/ef200-f2l/index.html

他の展示

超望遠レンズのタッチトライ
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デジタルスタジオ
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ニコン

今回は新機種を出展していなかったように思える。もともとニコンは大々的に
タッチトライをせず、世界の報道写真、スポーツ写真を写真を飾るブースの構成だなあ

NASAで使われるニコン

NASAで使われるカメラと言えば銀塩の時からニコンなのだな。
歴代の宇宙仕様のカメラが展示されていた。私が子供の頃に雑誌で見たのは、F3が
スペースシャトルに搭載されたという記事。もっと昔からあったのだろうか

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船外活動で使われるカメラ。真空だし有害な光線は降り注ぐ過酷な条件でも撮影ができるのだな
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オリンパス

E-5など。机の上におしゃれな小物を載せて女子カメラ風味な展示になっているのが特長。 ここはコンパニオンさんもカメラをもって一緒に撮影してたな。

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LEDによる無影燈。 あー、これ秋葉原でみたわー(ミサワ風味)
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ペンタックス

ペンタックスAPS一眼の上位機種であるK-5。
ファインダー内は大きく、撮影はしやすそうだ。グリップは少し大きめで慣れないとつかむのが疲れるかなあ。 軍艦部の左側のダイヤル。 Av Tvは分かるが、 TAvって?
これ実は シャッター、絞りを自由に設定できて、ISO感度の方を自動で変更するという、デジカメならではのオート機能。
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ペンタックスならではの色とりどりな筐体
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フジ

X100

新製品なのだが、懐かしい形です。。父親が遙か昔、こんな形のカメラを持っていた。

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3Dデジカメ

フジが2年前に発表した 3Dデジカメは更に改良をされていました。
(カメラの写真なし)

シグマ

このブースでえはレンズを貸し出してくれるので、いくつか試す

30mmF1.4

いい感じの写り方。APS一眼だとこのぐらいの焦点距離が標準かな

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24mm F1.8

24mmでこの明るさは単焦点ならでは。
(ちなみに、写っているレンズはこのレンズではありません。)

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タムロン

今回のレポートの写真は、一部を除いて全部タムロンの 18-270mm (B008)で撮影しています。
手ぶれ補正が効いているので、屋内の撮影としては使えるコマが多く便利。



このほかにも普段はカメラ屋さんでも目にしない部品が一同に集まり、これを見るのが楽しみ。

天体撮影に不可欠な赤道儀。非常に小型なサイズのものがでていました。赤い部分が本体。
およそ9万円だそうですが、衝動買いしたくなります
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カメラリモコン。 ファインダー像を表示することができるので、一脚で高いところの撮影も可能なんだな。
桜の木の上から桜の花を撮るということもできるのか。 これ、スマートフォンをリモコンにすることできないかなあ。。
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歴史的なデジカメ 「マビカ
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