UMPCとイーモバ

ヨドバシカメラなど量販店ではいまUMPCばやりなんです。
ASUSの901だとかAcer のAspire だとか HPだとかはやりの小型PCが展示されていますが、店員さんを見ているとふと気がつくことが。。。
全員イーモバイルの派遣店員!
UMPC系は、PCメーカーじゃなくって、イーモバイルの店員が売っているのですね。

イーモバイルの方が、このモデルで売りたいというモチベーションが強いのだろうな。 イーモバイルにとっては、とにかく加入者を今増やして通信料収入を増加させることが生き残りに必要なんでしょう。
確かあと2年ぐらいでドコモとのローミングも出来なくなるはずだし。


そんな状況で、今年初めのEeePCの登場はイーモバにとってチャンスだったんでしょう。 UMPCをかつての携帯のように見立てて「無料で配っちゃえばいい」という拡販モデルを描いたんでしょうね。
通信料で稼ぐから、5万円PCなら販売奨励金で払えちゃうよという判断なんでしょう。

ユーザー: 無料でPCもらえてうれしい
ASUSなど: 販売コストなしで、PCが売れてうれしい
イーモバ: 加入者が増えて通信料収入が増えてうれしい

と3者のWin-Win-Win な関係が作れているのだろうな。

現在のUMPCがブームになっているのはイーモバイルの影響がかなり大きいと思われます。



イーモバイルといえば、元社長の千本さん。電電公社から第二電電に移ってDDIを立ち上げ、KDDIの副社長になったかと思ったら、今度はイーアクセスを立ち上げ と、通信業界での伝説的な方ですね。

多分今回の戦略も千本さんのアドバイスがあるのでしょう