毎日新聞 変態記事 とサブプライム問題

毎日新聞といえば、「変態事件」で今話題を振りまいていますが、今日はこんなネタも...

 米州機構(OAS)という、アメリカ大陸の国連のような機関があるそうなのですが、ここではアメリカ大陸における民主化、人権に関する監視の役割を担っている重要な国際組織だそうです。

毎日新聞と何の関係があるかといえば、この米州機構で作られた「南米での人身売買」に関する報告書の中に、 毎日のWEBサイトに載せていたエロのネタ記事がソースの一つとして取りあげられてしまっているということ...

(元ソース http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/07/52oas_d3a8.html

毎日新聞としては「どうみても風俗記事で本当に信じる人はいないはず」という立場だったはずだけど、国際機関までが信じてしまったわけだわな。
元はナイタイレベルの、風俗メディアでだれも信じないのだけど、「毎日のWEBサイトに載っていた」ということでお墨付きがついてしまったということだな。

つまり、元がナイタイのような信頼できない記事であっても、「毎日」を通すことで、見かけ上の信頼度が上がってしまうわけだ。

というわけで、大手メディアの人たちはそういう強力な装置を扱っているという自制心を持ってほしいなーとおもうわけです。


で、なんか同じ構図を最近見たことあるな−とおもったら、そうそう。サブプライムローンの構図と似ている。

サブプライムローンも、元は、貸し倒れリスクの高い人たちの住宅ローン債権という「信頼できない債権」であっても、 格付け機関によるトリプルAの格付けとその他モニョモニョした細工をすることで、まるで有料債権のように見かけ上の信頼度を上げてしまったわけですな。。



毎日新聞も、そこまで意識はしていないのだろうけど、 周りはオオカミ少年のように見てしまうかなあ... 何度もネタ記事を連発していると、本当の記事の方までネタとしてみてしまう ... と