24インチディスプレイを買った。

もうゴールデンウイークの事になるのだけれど、
自宅の作業用に24.1インチのディスプレイを買った。

三菱の 「RDT241WH」という去年発売のまだ新しいモデル。
店頭で見たときは文字も画像もくっきりと見え、目も痛くないように思えた。

自宅に設置してみたら、ちょっと困ったことにすぐに気がつく。

  1. 明るい
  2. シャープネスがきつい

明るさを最低にしても、まだ白い画面を見続けると明るい。最近のディスプレイはどうして明るさを下げられないんだろうか。
もう一つ、シャープネスがきつく、MSゴシックなど線が細い文字が読みづらい。特に中間色背景で黒い文字はつぶれてしまう。

交換をしようかともおもったが、では他に候補があるかといえばそうでもなく (WUXGA(1920x1200)はあまり候補がないのです。。)まずは設定でどうにか対処をしてみてました。

これまでに行った対処をまとめてみます。
うーん。しかしまあオフィス作業用のWUXGAディスプレイは出ないのかな。特にシャープネスはファームのバージョンアップで対応できないのか。。

ディスプレイを遠ざけ、壁を明るくする

直接的ですが、効果のある方法でした。
もともと、自宅の机の奥にはホームセンターで買ってきた一枚の長い板とレンガで棚を作っているのですが、中央部をくりぬきディスプレイを押し込めるように改造。 これで目と液晶の距離70cmを確保。
そして節電のご時世に反しますが小型の卓上スタンドを奥の壁に当てて間接照明として、ディスプレイとの照度差を低くしました。

黒背景のウインドウとする

Windows時代になってから、ほとんどのウインドウが白背景になっていますが、やはり黒背景のほうが目の負担が少ないです。

このディスプレイを買った目的の一つは、eclipse での
プログラミングでした。 そのため、まずはeclipse を黒背景に
しました。

eclipse の設定で逐一変更することでも黒背景にできますが、一括して変更する「 Eclipse Color Theme」というプラグインを利用するのが簡単でした。黒背景といっても、コメント、強調その他の配色はいくつもパターンがありますが、代表的な配色のなかから選択出来ます。

eclipse 3.6 であれば "Eclipse Color Theme" のインストールは簡単です。[ヘルプ]→[Eclipse マーケットプレイス]で Eclipse マーケットプレイスを起動し、 「検索」窓で"Eclipse Color Theme" と入力します。
このプラグインが表示されるので、「インストール」ボタンを押してインストールします。

次いで、 [ウインドウ]→[設定]で設定画面を表示します。
設定画面から、 [一般]→[外観]→[Color Theme] を選択すると配色選択の画面が表示されます。いくつかテーマが表示されていますが、私は、 「Wombat」というテーマを利用しています。

これにて黒背景化が完了。

フォントのアンチエリアス

フォントについてはもともとWindowsに標準採用されている「Clear Type」がありますが、ClearType でのスムージングでは、このディスプレイにはまだ不足。 どれだけシャープネスがきついのだ。。

ドライバレベルでフォントをエリアス(スムージング)する「gdipp 」というツールが効果ありそうなので入れてみます。

gdipp http://code.google.com/p/gdipp/downloads/list

私のPCはWindows7 64bit 版なので、 gdipp x64 をダウンロード。

インストールして、マシンを再起動すると、元々細いフォントも太くくっきりと表示されています。 これでかなり見やすくなりました。




以上、これまで行った対策をまとめてみました。
うーん。それにしても、最近のディスプレイ。 画像はくっきりと表示されるのだけど、文字はどうしてこう見づらいのだろうな。