「DL違法化」 と「携帯コンテンツフィルタリング強制」の共通点

なんかなし崩しに、「ダウンロードの違法化」が進められようとしていますが、どうしようもないのかなあ。。。
ニコニコ動画Youtube はストリームだからOKという、こどもだまし的な議論も気になるが。。

それはそうと、ダウンロード違法化とは別に、こちらの動きの方が気になる。



ダウンロード違法化関係

『違法サイトと知らずにダウンロードしてしまった場合、無意識に法を犯してしまうのでは』などといった不安は、十分理解できる。ユーザーの不利益にならないような制度設計をする」と話す。
 ユーザー保護の施策として、委員会で文化庁が提出した資料では、法改正がなされた場合の周知徹底や、適法サイトを示すマークの普及などを提案。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news125.html

携帯電話、未成年へのフィルタリング強制 関係

 有害サイトへのアクセスを制限する手段としては、フィルタリングサービスが一般的だが、MCFは「フィルタリングは有害サイトだけでなく、ブログやSNSなどが一律で制限され、有用なサイトまで利用できなくなる問題がある」と指摘。三者機関で健全なサイトを認定することで、有用なサイトをしゃ断しないフィルタリングサービス構築につなげる。
携帯電話・PHS事業者4社は、総務省の要請を受けて12月10日、「有害サイト」のアクセスを制限するフィルタリングサービスについて、未成年者は原則加入とする方針を発表している
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/12/news103.html

一件関係のない、 著作権法改正と、携帯電話でのの青少年保護。
実は「サイトにお墨付きを与える第三者機関」 があるというところで一致しているな。
どちらも「国民のため」 と銘打っているけど、実際にはこの認定が取れないと、ネットサービスができなくなるような強大な権限になりそう。

多分、政府機関はこの認定団体を牛耳ることで、ネットサービスの統制が出来る仕組みを望んでいるのだろうな。。。



携帯電話の場合、国内に囲い込まれた環境だからこの制限が有効に働くかも。。。
でも、WEBベースのサービスで、海外のサービスが「適法サイトマーク」とるとも思えないわな。。。 国内のネットサービス業者の活力がじわじわと奪われそうな予感。