「ニコニコ動画はいつでも祭り、セカンドライフは後の祭り」 --

ニコニコ動画が、「Youtubeの3倍の滞在時間」、「最速で100万人の会員を集客」「日本のインターネットトラフィックの1/12 を利用」など、実績を上げる中、これまで「便所の落書き2ちゃんねるひろゆき」ということで敬遠してきた既存の権利団体も協調するようになってきたなあ。

それに伴い、ニコ動の運営母体ドワンゴが注目をあびる優れた会社として株価が1ヶ月で4倍になるし、ひろゆきは、いつの間にか「日本でWEB2.0を語れる人材」として注目されるし。

でこうなると、いわゆる「エスタブリッシュメント」な人たちも嫌々ながら、注目せざるを得なくなってきている。「その才能を国のために。。」とか、日経の記者は「取り上げたいのだけど、訴訟を抱えていると紹介できないんですよ」などと的外れで失礼なコメント。まあそんななかでもひょうひょうと応対するのはさすがひろゆきです。(このCNETのブログエントリが消えているのが気になる)



電通がバックアップしていることで有名なセカンドライフ。 こちらは新しい広告の形として、有名企業が出展をしているけれど、なんとも閑古鳥がないている状態から抜け出せない。 で、まだ1年経っていない「ニコニコ動画」は毎日大盛況。

いろいろ分析がされていて、Glocomの社会学者の人が考察をしている。
セカンドライフは「同期的:その場にいないと経験できない」けど、ニコニコ動画は「疑似同期的: 時間の制約が無い」 ってことらしい。
まあ確かにいつ書き込んでも2ちゃんの実況板の感覚があるもんな。

Skype のオープンチャットやTwitterも常にPCに張り付いて無くてもコミュニケーション取れるから「疑似同期的」っていえるのかな。
こういう「非同期」のコミュニケーションがある一方で、「携帯メールの返事は15分以内じゃないと絶交」という女子中学生を中心とした世界もあるわけだよなー。

このあたり、生まれた世代の差なのか、 学生・大人 という立場のちがいなのか どうなんだろうなー

http://wiredvision.jp/blog/hamano/
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20361654,00.htm
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/23/news005.html