夏休み中国地方 旅行
7/20〜7/23に、中国地方(出雲、松江、尾道、姫路、神戸)を旅行しました。
サンライズ出雲で出雲市へ
台風6号がゆっくりと日本を通過して出発できるかが気になっていたのですが、
運良く出発できました。 前日はサンライズ出雲号、サンライズ瀬戸号は運休だったので、非常に運が良い。
サンライズ出雲のB寝台。「A」じゃなくて、「B]だと狭いかと思いきや個室だしベッドは十分な大きさでごろんと横になれたので十分。寝台車に乗るのも初めての経験ですがぐっすりと寝られました。新幹線よりも楽かも。
A寝台は、テーブルもついて、動くビジネスホテルのようだそうです。B寝台は動くカプセルホテルといったところ。 前日の東海道線での人身事故の影響が残り、到着は一時間ほど遅れていましたがベッドに寝転んでいるうちに出雲市に到着
出雲大社
ここからバスで30分ほどゆられて出雲大社入口へ。あいにく雨が降り始めてきました
おみくじと絵馬が山ほど奉納されています。
絵馬はみんな真剣に書いていますね。
私はへたれて、とくに縁結びのお守りも買わずに帰ってきましたが。。
神楽殿にあるしめ縄は日本最大の大きさだそうです。このしめ縄の藁の部分にお金を挟み込むことができると縁起がよいらしく、参拝者がバスケのシュートよろしく5円玉を投げていました。私もなんとか差し込むことができましたよ
松江
松江市は今日の宿泊地
ホテルにチェックインした後松江市内散策にでかけます。
松江城は日本の戦国武将の城の中でも初期の部類だそうだ。
小ぶりで質素ではあるけれど敵からの侵略は防げたのだろう。
松江は城下町の街並みがいまだ残り、小泉八雲の住処など江戸の文化に触れることができる街でした。
まあ、夕暮れ時の一時間ほどしか散策をしていないため、ぱっとみただけではあるのですが。
尾道へ
翌日、7/21。朝6時前に松江から「やくも4号」に乗って、サンライズ出雲で通った「伯備線」を逆に走って倉敷まで出ます。
松江から尾道までは、3時間強。結構かかります。10時前に到着。
台風一過で日差しが眩しい。瀬戸内の美しい街です。対岸に「向島」という造船のクレーンが林立する島があり、その間の狭い水路を連絡線が頻繁に行き交っています。
今日は一日自転車を借りて街と島を散策です。
レンタサイクルは一日500円と割安です。
対岸の向島までフェリー110円でわたり、サイクリング開始。昨日と変わって台風後の炎天下の日差しと猛暑で喉がからからになりながらも気合い入れて走っていきます。 レンタサイクルには珍しく、前後ろにギアが付いているタイプであるのですいすいと走れます。向島から大橋を渡って向こうの因島へ。
因島からもう一つ先の生田島へ渡るところで引き返します。
かなり喉がかわき、結局2リッターほどポカリスエット飲んだかな。
島巡りは50kmほど走っただろうかな。いい運動ですが、一発で日焼けしてしまいました。
駅前で遅めの昼飯で、尾道ラーメンを掻き込みます。あっさりとしたスープの味なので胃にももたれず
またパワー復活。午後は尾道巡りです。
尾道の山頂にロープウエイで上がってみたのですが、
尾道水道というのかな、この狭い海峡が箱庭のようです。これは美しい。崖の上のポニョの舞台といわれている鞘の浦もこのエリアの近くですが、どことなく似ているなあ
尾道の街を散策
大林監督の「転校生」で男女が入れ替わるきっかけになった神社の階段
商店街の街並み。懐かしい昭和の面影がのこる商店街です。
店が三丁目の夕日のように古く懐かしいのだけど、寂れているわけでも時間が止まっているのでもないところも特徴だ。多くの映画監督がここで映画を撮りたくなるのも分かる。
夕飯は、地元民に有名な「宮徳」というお寿司屋さんで、ここにしかない「せいろ寿司」を
食べました。お酒も地元呉のものを注文。これがまたあまくて酔いが回る。
アナゴなどをが入った寿司をせいろで蒸している、いわゆる「蒸しちらし寿司」。2300円と
決して安くはないがこれは満足。
それにしても、一日炎天下走っていたことに加えおいしいお酒を2合飲んだことで宿に帰ったら爆睡.
倉敷へ
最終日、朝。 倉敷か呉か…。どちらに行くかを決めていない。
乗車券売り場で呉を検索するとここから2時間以上かかる。
呉に行くと今日はここ以外はほぼ観光出来ないということが
分かるので倉敷へ。
呉は今度行こう
倉敷は幕府直轄領でこの一帯の年貢米を納める倉が建ち並んでいた地域で、明治維新後は紡績の街として栄えている歴史があるそうで、白い倉と、煉瓦造りの紡績工場跡、そして運河など美しく立ち並んでいる街です。 この一帯は「美観地区」と呼ばれ昔の風景をそのままテーマパークのようにして残しているエリアなのですな。炎天下だったので歩くのもつらかったけれど、春秋は気持ちよさそうだ
まあ、男一人で歩いていてもつまらないので倉敷はすぐに後にすることにした。