Evernote日本版発表会に参加

3/3 は、Evernote の日本語版発表会+エバーノートの本のリリースイベントに参加しました。

ブログクラブ経由で情報入手。

Evernote日本語解説書、2冊同時出版記念イベント「象が踏んでも忘れない!Evernoteのここが熱い」featuring Evernote CEO, Phil Libin のお知らせ|AMN関連イベント情報|ブログ|Agile Media Network
http://agilemedia.jp/blog/2010/02/evernoteevernote_featuring_eve.html


Evernote は、「何でもため込んで、どこからでも取り出せる」というクラウド的なネットサービス。
ため込めるものは文章だけではなくて、写真や本のスキャンなど様々な入力に対応していて、ため込んだものの検索もできるため、情報を整理したい人に注目されているサービス。私も半年ぐらい前にサービス登録しています。 ただ登録だけしてあまり活用しているとはいえないレベルです。ネット上に文章を保存できるということはわかってもそれ以上の活用法が思いつかなかったということがあります。
今回、日本語化と、解説書が出たことでこれがわかるようになればよいなあと参加しました。



Evernoteは、日本語版がこれまではないサービスなのに、アメリカ以外だと、日本がダントツにユーザー数を獲得しているのだそうです。
特にこの半年で日本だけが明らかにのびが加速していて、 そのほかのドイツ、フランス、イギリスなどの国のユーザー数をあわせた以上に日本ユーザがいて、おまけにアクティブ率が他国の倍もあるそうです。

これがなぜなのかは、分析はされてない(いや、しているのかもしれないけれど当日は語られなかった)のだが、エバーノート社としては、とにかくこれだけ日本で利用がされているのだから、とにかく日本対応を優先したいということで、当初は今年の夏を目標に日本版をリリースするところを、半年早めて、3月にリリースとなったとのこと。
CEOのPhil Libin が大の日本料理好きで、もう一度おいしい日本料理を食べたかったというのもリリースを早める理由になったとか。


エバーノートとは。。 ということをPhil が語ってくれました。。 まあ、「ほとんどの人は知っているでしょうけど。。。」ということでかなりはしょられましたが、 「Evernoteは 外脳(External Brain)」とのこと。
定義としては

What is Evernote?
Evernote is your external brain, It helps you remember everything you want,whetaer
you're in front of your computer or out in the real world.
Easily capture information using any device. synchronize with our serves and find it from anywhere

だそうです。まあ、オンラインストレージサービスだったら、だいたいこういう定義になってしまうでしょうけれどね。。。

ここまでEvernoteがほかのサービス(Google Noteなど)と対抗してシェアを獲得したのは細部にわたってのユーザエクスペリエンスが高いためかなあ。
インタフェースがWEBだけでなくて、各OS用にクライアントアプリが用意されて、オフラインでの利用がしやすく、
スキャナメーカーなどとの連携により、簡単にドキュメントスキャンができて、「本をスキャンしてオンラインにため込む」という活用法が本好きの間ではやったのも理由の一つかも。


イベントでは、 Phil につづいて、コグレマサトさん、いしたにまさきさんによるプレゼン。

できるポケット+ Evernote

できるポケット+ Evernote

この本を書いたモチベーションとエバーノートの活用ノウハウについて話されていました。
iPhoneを活用し、街中でメモをとり、また、メモを参照するという、モバイルを意識した使い方、
逆に書類をスキャナで読み込み、データベースとしての使い方など、用途に応じてさまざま使えるツールであることがわかりました。

続いては、堀さん(Life Hacking JP)、佐々木さん(ライフハッキング心理学) 大橋さん(シゴタノ)によるEverenoteの電子書籍についての説明。
「記憶とは。。」という本質的で哲学的な話。「人生とは、”何を記憶しているか”ということである」という思想家の文言を引用されていました。



このイベント、参加してよかった。会場の熱気が高い。
Everenoteにはクライアント版があることをしらなかったので、まずはクライアントをPCにインストールして、Evernoteを活用してみようと。


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そのほか

そらのさんのダダ漏れ中継が入っていました。

ダダモレの最初のころは「ダダ漏れ中」という看板がカメラについていたのですが、最近は「インターネット生放送中」と変わっています。
津田さんがいわれるように「ダダ漏れ」という用語は知らない人にとっては、「情報漏洩??」と不安を生じる用語だからかなあ。

「文具王」登場。 今回のイベントのタイトルの元となった「象が踏んでも壊れない筆入れ(サンスター文具)」のオリジナルと復刻版を持ってきてくれました。象までとはいわないにしても、恰幅のよいPhil さんが踏んづけてみます。 こわれない!


今回のお土産の一つ、 象柄の地酒。おまけにカラーもEvernoteカラー。Philさん一気のみです。大丈夫かなあ。
「象は忘れないがこの酒飲んだら忘れちゃうよ」と冗談飛ばしていました。 (「象は忘れない」というのは英語圏の常識でだからこそEverenoteのキャラクターが象になっているそう)