ニコニコ動画SP1 発表会に参加して思ったこと

今日はニコニコ動画SP1の発表会に参加するために秋葉原UDXビルに行っていた。
メディアも100名ぐらい入る、賑やかな発表会。

内容については、すでに多くのWEB系メディアで紹介されているし、前のエントリで書いたので省略

一応リンク
ニコニコニュース‐【SP1】ニコニコ動画(RC2)がSP1へ。新しい事、変わった事まとめ
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/03/000954.html
ニコニコ動画(SP1)」公開、専用の動画生成ツールも配布
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/05/18690.html
ひろゆき氏、新ニコ動は「あさっての方向に進化」 (1/2) - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/05/news132.html


ひろゆき氏を生で見るのは2回目。前回は2年前の Glocom の討論会の時だったか。


ひろゆき氏の目線ってやっぱりユーザを向いているのだよあ。 「向いている」というか、ユーザー代表なのだよな。「これってユーザーにとって楽しいかなー?」「そうじゃなかったら、どんなに流行ものだって必要ないし」 というように考え方が「いかにしてみんなで楽しく盛り上がれるか」 ということが軸に据わっているのだよな。 そういうこともあって、ニワンゴはユーザーに信頼されている気がする。簡単に言えば「ニワンゴは我々の味方だ」という感覚だな。


2ちゃんの運営のときから連なる、こういう絶妙な運営と利用者の連帯感を醸成することで、ちょっとぐらいのトラブルだったら、逆にユーザーが応援するような勢いだわな。 初音ミクJASRAC騒動の時も、「悪いのはドワンゴJASRAC. 運営のニワンゴは我々の味方だ」という空気がただよっていたから、ニワンゴひろゆきが調整に乗り出したらすぐに騒ぎは収まったなあ。。

そういえば、今日ひろゆきが冗談交じりに「うちは著作者人格権を尊重していますから」 と語っていた。



あー、そういえば、 mixi運営事務局。 ここはなんとも顔が見えないのだよな。
mixiの笠原さんは、ほとんど顔がみえないし、 mixi日記も書かないし。
利用者との信頼感を醸成できていないのではないだろうか。
そういう背景があるから、mixiは今回のように規約改定で炎上祭りとなるのだわな。

SNSも投稿サイトも、価値は「集まるユーザ」であり「ユーザが投稿するコンテンツ」なわけだからな。
たんなる「視聴者」じゃないわけだから今まで以上に ユーザーと運営者とが信頼できる関係になっている必要性が高いなー



なんてことを昨日今日の出来事で感じました。