電子メールって、なんか「終わった感」がある。

去年ぐらいから漠然と感じているのだけど、「電子メール」ってなんか終わった感があるなあ。。。特に企業でのコミュニケーション手段として、扱いづらいなあ。

まあ、多くは自分の整理能力が足りないってところもあるのだろうけど、
毎日大量に来るメールをフォルダわけて整理するだけでも大変。
フォルダ分けのルールも、プロジェクトでわけるか、日時でわけるか、人でわけるか などクロスする軸があって、結局整理しづらい。。
大量にたまってくると何が重要でリプライが必要なものなのか管理しづらくなるし。

で、ここに「添付メール」が付いてくるとさらに面倒。 メールとして管理するのか、ドキュメントとして管理するのかだんだん分からなくなってくる。
そもそも、テキストメッセージを送受信するメールのプロトコルに屋上屋を重ねてバイナリファイルをくっつけるってところになにか無理があるのかな。
メッセージを伝えたいのか、ファイルを送りたいのか。。 いっしょくたんにするから、なんか扱いづらくなってくるなあ


そうそう。最近、大きなサイズのファイルをメールで送ることがありました。 相手先は大きなサイズのメールを受け付けないので分割メールにして送信。 で、相手から「結合できないんだけど」なんていわれることがちらほら。 うーん。結合ぐらい知っておいてよ。。。 と思ったけど、結合方法をこちらで調べてみたところ。。。
最近のOutlook では分割メールを結合できない ことが判明。
http://support.microsoft.com/kb/287766/ja

あう、デファクトになりつつあるOutlook ではメール結合できないのか。
おまけに、そういう企業に限ってメールファイルサイズ制限している。
じゃあ、数MB以上のファイルはどうやってもメール添付できないのか。
マイクロソフトがこういう仕様に変更したのもなにか意味があるのだろうな。 メールゲートウエイでのアンチウイルスチェックができないだとかそんなのが理由かなー。


わざわざ「SPAM対策」なんてことをしなければならない時点で、メールってシステムが古くなっているなーと感じてたのですが、今回の出来事でますます、そう感じてきました。


そうそう。そう思っているのは決して私だけではないようで、WEBアプリの開発で世界の先頭を行っている人たちも同じ意見のようです→

「電子メールに未来はない」--米国のウェブ専門家らが指摘
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20368606,00.htm?ref=rss


今後の通信手段って、なにがいいのだろうなー。
メッセージを伝えるのと、ファイルを送るのはわけておいても
いいよなー。 LUNARR などはそういうのに近いのかな