はてブとニュースサイトでアクセスが増加する話

ちょっと前にはてなダイアリーに書いたエントリのアクセス数が伸びた経緯をまとめようかなー と思っていたのですが、いいエントリがあったのでこちらを紹介。


はてブでアクセスがすごいことになった話
http://wada.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_6faa.html

「東京で3500円以下で泊まれるホテル情報」というブログを作っていた人の話です。 そういえば、私もどこかからのリンクで見たことあるな。

状況が一変したのは3日目。
朝4時半という早朝時間に、ネタフルさんからトラックバックが入った。
●ブログ「3,500円以下で泊まる!東京の格安ホテル」(ネタフル)
月間100万PVで、かつ自分もその一人だけど、依存度合い高いファンが多いところ。そこで紹介していただき、“ボン”と音が聞こえそうな爆発で、アクセスが急増した。
で、ここまでは、以前マックモニター記事など紹介してもらった時にも体験していたんだけど、その後の展開がすごかった。
ネタフルで記事を読んだ人 → はてなブックマーク
という動きがあったようで、ブログトップをはてなブックマークはてブ)してくれる人の数が急増した。新ブログのはてブ数は、一瞬でそれを突破し100個以上に。夜には、その日のはてブ数が400近くになり、“最近の人気エントリー”で1位獲得した。

ニュースサイトに取り上げられる → はてブが増える → HotEntry に載ってさらに注目 というコンボですな。

4日目〜5日目にかけては、 はてな」などでチェックした人が、自分のブログ・サイトで紹介をしてくれた。特に、ニュース系というかアンテナ系というか、そうした著名サイト・ブログからのアクセスがすごく、そこから他のブログへの波及も大きかった。
いつも思うけど、本当に自分などの想像を超えるページビューなんだろうなと思う。大量のニュースや記事紹介中で、たった一行のリンクだったりするのに、数時間で500以上のアクセスがある。自分のブログなんて、ホントかわいいもんだ。

はてブ → ニュースサイト・ブログ という方向にも回っていくので正のスパイラルが完成

元々の記事が多くの人に役立つものであれば、こういうようなWEB界のこういう正のスパイラルであっという間に認知度が上がっていくわけですな。
逆に言えば、悪評が立てば瞬時に評判が悪くなるというシビアさもあるわけですが。



私の場合 ( http://d.hatena.ne.jp/takeim/20070925 )、 9/25にニコニコ動画での初音ミクの盛り上がりを時系列でまとめたエントリを書いたところ、

初日:
  ニコニコ動画の作者 戀塚さんにブックマークされる


戀塚さんのブックマークは、ニコニコ動画について考察したブログのまとめサイトのようになっているので、ここからいくつかのニュースサイトやブログからリンクされるようになってきました。

  ・ 当日の昼頃、 「初音ミクニュース」からリンク。

 ここからのアクセスが増えているな と思っていたところ、次の日になって、さらにアクセスが増えることに。。
  
  カトゆー家断絶 からリンク。

大手ニュースサイトだけあって、ここからのアクセスが1時間で数百アクセスほど。 上のブログにもありますが、リンク集の中の1エントリでこれだけのアクセスがあるということは、かとゆー本体のアクセス数はいったいどれほどだろう。。 と驚いてしまいます。

  「かとゆー」に載って注目されたことで、はてブ数が20を突破。各地の初音ミクニコニコ動画をネタとするブログからリンクされることで認知度が向上。 いつの間にか Google で「初音ミク ニコニコ動画」を検索すると200万件中5位ぐらいに上昇。

  ・ とどめ(?)が、 「にゅーあきばどっとこむ」 への掲載。

  やはり人気サイトだけあって、ここからのアクセスが数千ほどになります。

  これによって、はてぶ数が総計で35を突破。

というように、私の場合ははてブをきっかけとしてニュースサイトに取り上げられてもらったのがアクセス数急増の道筋でしたが、はてブはブログエントリの認知度向上に欠かせないものだなーと思いましたです。


今から思うと、9/25時点では、時系列でまとめたリンクってあまり無かったので、「初音ミクまとめサイトができた!」として取り扱ってもらえたのだろうな。

今回はタイミングがよかったのだが、一般的にもまずは、自分の頭の整理を兼ねて、そのコミュニティに役立つ情報をまとめてみる というようなところからするとブログのアクセス数が伸びるのかもしれない。

# そういえば、遙〜か昔、入社当初は研究職だったのだけど、配属されてすぐに上司から「関連する論文20本ぐらい読んで、現在のトレンドをまとめて社内に発表すること」という課題与えられたっけ。 著者に知名度無い場合はまずこうやって名前を売りこんでいくってことが必要なわけですわなー